囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

数少ない戦争体験者のひとりとして・・・

2018-01-27 17:29:10 | 囲碁きちのつぶやき

 自民党の元幹事長の野中務さんが昨日92歳で亡くならました。

評伝も含めてテレビや新聞でいろいろ伝えられています。

自民党だけでなく野党からも逝去を悼む声が報じられています。

例えば

穀田恵二国対委員長(共産党)「戦争体験世代の役割、憲法9条の意味をよく認識しており尊敬していた。保守の良識を発信していた」

辻元清美国対委員長(立憲民主党)「とても残念で悲しい気持ちだ。戦争体験者として憲法9条は絶対守るという意志が非常に強い方だった」

 などなどで、私もまた戦争体験者を失ったことが残念でなりません。

私は最近、田中角栄元首相の言葉をしきりに思い出します。

「戦争を知っているやつが世の中の中心である限り、日本は安全だ。戦争を知らないやつが出てきて、日本の中核になったとき、怖いなあ。しかし、勉強してもらえばいいやな」 田中角栄

戦争体験者が政治を動かしている内はまだしも、戦争を知らない、戦争の実相を知ろうとしない輩が、政治を動かしている現状がとても怖いと思います。

東京新聞の「平和の俳句」にこんな作品がありました。

この俳句の通り、戦争体験がないものが、憲法を変えて、日本を戦争する国にしようとしているのがアベ政権そのものです。

数少なくなった戦争体験者のひとりとして、再び日本が戦争する国にならぬよう 心をつくしたいと改めて思いました。

 

コメント
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