コロナ禍の中でも世界はスピードを加速しながら変化していきます。
GAFAを中心とした情報テクノロジーの進化が、それに拍車をかけています。
孤島や山奥に一年くらい逃避していると、帰ったころには浦島太郎になるんだろうと思います(笑)。
日経ビジネス誌2021.3.15号の特集は「ベゾスvsマスク ついに来た宇宙経済ビッグバン」。
世界で一番と二番のお金持ちが、宇宙ビジネスに参入。
彼らの世界観、ビジョン、パッション、行動力を見ていると、ホント、ため息が出ます。
日本には、おそらく生まれない天才的なタレントです。
amazonの創業者 ジェフ・ベゾスさん
2024年をめどに女性を月に降り立たせる。
将来は重工業を月に、地球は居住区とする。
太陽系の他の惑星に行けば、人口が数兆人に増えても、十分賄えるだけの資源がある。
でも、時間がない。急がないといけない。
いっぽうのテスラ創業者 イーロン・マスクさん
2026年までに人を火星に降り立たせる。
将来は人類を火星に移住させる。
スペースX「スターシップ」は完全再利用型宇宙船。月や火星行きを想定している。
そのスケール観、スピード感、すごい!の一言です。
2030年までに自動車を全てEV化、2050年までに脱炭素という目標も大変ですが、彼らの構想力は想像を超える、昔だとホラ話と言われる類のものです。
また、ニッポンの「はやぶさ」の成功やホリエモンのロケットも大したものだとは思いますが、彼らの考えは、けた違いです。
またまた日本は敗戦を迎えることになるのか・・・実に心配です。
新型コロナウイルスのワクチンも開発できず、お金を出して、欧米に頼るだけ・・・。
何もしないでいると周回遅れのニッポンになってしまいます。
今では、世界的に見ても決して豊かな国とは言えなくなりました。
韓国にも一人当たりの平均収入を抜かれてしまいました。
イノベーションを起こすと言われる「若者」「ヨソ者」「バカモノ」を排除してきたツケが、ここにきて出てきたのだと思います。
ジョブズだって、ザッカーバーグだって、ベゾスだって、マスクだって、ゲイツだって・・・よくよく見ると、かなりの変人です(失礼!)。
少子超高齢社会に入っていく日本・・・。
もう一度、「坂の上の雲」を目指して駈け出さなければ明日はないと思います。