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宇宙ビジネスの時代・・・ベゾスvsマスク ついに来た宇宙経済ビッグバン 日経ビジネス誌の特集

2021年03月14日 | 本と雑誌

コロナ禍の中でも世界はスピードを加速しながら変化していきます。

GAFAを中心とした情報テクノロジーの進化が、それに拍車をかけています。

孤島や山奥に一年くらい逃避していると、帰ったころには浦島太郎になるんだろうと思います(笑)。

日経ビジネス誌2021.3.15号の特集は「ベゾスvsマスク ついに来た宇宙経済ビッグバン」。

世界で一番と二番のお金持ちが、宇宙ビジネスに参入。

彼らの世界観、ビジョン、パッション、行動力を見ていると、ホント、ため息が出ます。

日本には、おそらく生まれない天才的なタレントです。

 

amazonの創業者 ジェフ・ベゾスさん

2024年をめどに女性を月に降り立たせる。

将来は重工業を月に、地球は居住区とする。

太陽系の他の惑星に行けば、人口が数兆人に増えても、十分賄えるだけの資源がある。

でも、時間がない。急がないといけない。

いっぽうのテスラ創業者 イーロン・マスクさん

2026年までに人を火星に降り立たせる。

将来は人類を火星に移住させる。

スペースX「スターシップ」は完全再利用型宇宙船。月や火星行きを想定している。

 

そのスケール観、スピード感、すごい!の一言です。

2030年までに自動車を全てEV化、2050年までに脱炭素という目標も大変ですが、彼らの構想力は想像を超える、昔だとホラ話と言われる類のものです。

また、ニッポンの「はやぶさ」の成功やホリエモンのロケットも大したものだとは思いますが、彼らの考えは、けた違いです。

またまた日本は敗戦を迎えることになるのか・・・実に心配です。

新型コロナウイルスのワクチンも開発できず、お金を出して、欧米に頼るだけ・・・。

何もしないでいると周回遅れのニッポンになってしまいます。

今では、世界的に見ても決して豊かな国とは言えなくなりました。

韓国にも一人当たりの平均収入を抜かれてしまいました。

 

イノベーションを起こすと言われる「若者」「ヨソ者」「バカモノ」を排除してきたツケが、ここにきて出てきたのだと思います。

ジョブズだって、ザッカーバーグだって、ベゾスだって、マスクだって、ゲイツだって・・・よくよく見ると、かなりの変人です(失礼!)。

 

少子超高齢社会に入っていく日本・・・。

もう一度、「坂の上の雲」を目指して駈け出さなければ明日はないと思います。


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