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目覚めるNTT くびき解かれる33万人企業・・・日経ビジネス誌の特集 GAFAに立ち向かえる日の丸企業NTT

2024年01月15日 | マーケティング

従業員33万人、売上高13兆円の巨大企業NTT・日本電信電話株式会社が大きく変わりつつあります。

NTTが出来て40年、時価総額で当時は世界トップレベルを誇っていました。

それが、NTTの官僚組織、お役所仕事によって欄外に落ちてしまいました。

今週号の日経ビジネス誌の特集は、「目覚めるNTT くびき解かれる33万人企業」。

イノベーションを起こそうと言うNTTの取り組みが紹介されています。

Contents

Part1 スピードアップした巨艦 破壊者澤田改革の4年

Part2 40代でも執行役員に 専門人材の育成で勝負

Part3 IOWN展開に4兆円準備 経営力問われる事業膨張

 

現在、NTT法の見直し議論が起こっています。

これに対して、KDDIやソフトバンクが猛反発。

巨艦NTTへの縛りがなくなると独走状態になるという危機感があるのでしょう。

現在、NTTでは新規事業、次世代情報通信技術IOWN事業、人事制度改革、NTTユニバーシティなど次々と手を打っています。

5年間で8兆円を投入するとのこと。

はるか先に行っているGAFA(グーグル、アップル、メタ、アマゾン)を追いかけることが出来る日の丸企業はNTTしかないと思います。

NTTが出来た40年前は、GAFAの姿、カケラもなかったのですが・・・。

NTTは、日本経済の停滞、下降とともに没落していくことになります。

「失われた30年」です。

巨象は、また踊り始めるのか?

個別株を新NISAに組み込んでもいいかもしれません。

GAFAに立ち向かうNTTという構図・・・実に楽しみですね。


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