三谷宏治さんの新刊が出ました。
三谷さんは、ボスコン、アクセンチュア、グロービス、早大、KITなどで経営学にたずさわって来たコンサルタント。
実務的で現実的でロジカルな切り口が大好きです。
新しい経営学
三谷宏治著 ディスカヴァー・トゥエンティワン刊 2000円+税
同書は、全社戦略ではなく、事業レベルのテーマで語られていること、
ビジネスの目的別に解説されていること、
そして、22の事例演習が組み込まれていることが特長。
2色刷りで読みやすく、装丁もなかなかお洒落です。
目次
序章 経営学の全体像とこの本での学び方
1章 ターゲット:誰を狙う?
2章 バリュー:提供価値は何?
3章 ケイパビリティ:どうやって価値を提供するのか?
4章 収益モデル:どうお金を回す?
5章 あと3つ:事業目標、共通言語、IT・AI
補章 ミクロ経済学と経営戦略史
面白かったのが、4章。
アカウンティング&ファイナンスについて、最新事例で楽しませてくれます。
替え刃モデル、フリーミアム、サブスクなど独特の切り口で分かりやすく解説。
また、チャートを使った事例演習も楽しく取り組めます。
ビジネスパースンのみならず、大学生から新入社員まで読んでいただきたい新刊本です。