少子高齢化、人口減少による人手不足、コロナショックで前進が遅れた働き方改革・・・企業、特に中小企業、零細企業では人手不足倒産も出始めました。
魅力ある会社作りは急務といってよいでしょう。
広島県社会保険労務士会と中国新聞社が主催する「広島ワークスタイルカンフアレンス」が開催されました。
今年で3年目となります。
広島県内の働き方改革実践企業の紹介イベントです。
このイベントでは、県内28社の企業がエントリーしました。
結果、5社が受賞。
グランプリ・・・有限会社寿木工
準グランプリ・・・株式会社QOLサービス
ダイバーシティ推進部門・・・株式会社ウッドプロ
ワークライフバランス推進部門賞・・・理研産業株式会社
働き方改革推進部門賞・・・東洋プラント株式会社
各社とも、経営、人事部門のトップダウンではなく、現場、社員の要望、ニーズを拾い上げながら新しい人事労務施策を展開してきたという共通点がありました。
受賞企業からは、DXの積極的導入、社内に学びの場をつくる、80歳まで働ける職場づくり、インサイドセールス部門(内勤営業)の立ち上げ、働き方改革で年収をアップさせる策、社内報の発行など工夫を凝らしたマネジメントが発表されました。
会社の特性をうまく使った素敵な取り組みだと思いました。
ポイントは、「働きやすい会社」と「働きがいのある会社」の2点。
誰しも、長時間労働などツライ仕事はしたくありませんし、出来れば自分を活かせる面白い仕事をしたいと思っています。
人を惹きつける魅力ある会社づくり、人が辞めない会社づくりへの近道はありません。
まずは、社員ファーストのマネジメントが求められています。