ベンチャー企業・京セラを一代で上場企業にした稲盛和夫さん。
稲盛ファンの一人です。
アメーバ経営や実学としての稲盛会計の書を定期的に何度も読んでいます。
稲盛さんは、KDDIの創設や、日本航空の再建にも取り組まれJAL復活、アジアにも稲盛イズムの信者が多数います。
その稲盛和夫さんが説く「成功の方程式」。
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
この方程式は掛け算になっていて、一つでもゼロやマイナスがあると、「結果」を出すことが出来ません。
稲盛さんは、「考え方」「熱意」「能力」の中で、「考え方」が最も大事だと指摘されています。
その「考え方」をプラスに転じるためには、次のような状態が必要だと説きます。
・常に前向きで建設的であること
・感謝の心を持ち、みんなといっしょに歩もうという協調性を有していること
・明るく肯定的であるひと
・善意に満ち、思いやりがあり、やさしい心を持っていること
・努力を惜しまないこと
・足るを知り、利己的でなく、強欲ではないこと
神さまのような崇高な態度、姿勢、行動・・・なかなか難しいです。
見えざる神の手に委ねる資本主義社会、自由主義社会を生きていく上で、とても困難なことのようにも思えます。
渋沢栄一翁が遺した「論語と算盤」に繋がる稲盛イズム・・・高い倫理観、使命感、ビジョン、パッション、ロマンが求められます。
稲盛さんの哲学を一言で言うと、「心を磨く」ということになると思います。
死ぬときに最高の自分であるために、今この時の努力を積み重ねる・・・それが人生、仕事の結果に繋がる・・・。
稲盛さんの成功の方程式を、常に心に刻んでいこうと思います。