時代のスピードが日々増していきます。
自分の専門分野でも法律の改正やテクノロジーの日進月歩で大きく変わっています。
2023年のIT分野もChatGPTの登場で、メガテックと呼ばれているGAFAMの枠組みも大きく変化しそうです。
日経ビジネス誌2023.3.20号の特集は、「ChatGPT 破壊と創造」。
まさに旬のテーマです。
様々な質問に流暢に回答を返す米国オープンAIの「ChatGPT」。
チャット・ジー・ピー・ティーと読むそうです。
検索エンジンのラスボスGoogleも非常事態宣言を出し、マイクロソフト社も1兆円をAI開発に投入するとのこと。
世界が動き始めています。
Contents
Part1 使いこなさねば生き残れない 対話型AIの威力に個人も企業も夢中
Part2 オープンAIとは何か ChatGPTの舞台裏に4つのブレークスルー
Part3 激化する国際世論戦 中露の工作に警戒
ユーザー数100万人を獲得するまでエアビーアンドビーで2.5年、ツィッターで2年、フェイスブックで10カ月かかりましたが、ChatGPTはわずか5日間で100万人を達成。
まさに脅威・・・IT業界に激震が走りました。
ChatGPTは、従来のAIが得意としていた分析や予測ではなく、人間の指示によってコンテンツを創り出す「生成AI」と呼ばれるもの。
大規模言語モデルというそうです。
記事によると、ChatGPTは次のようなことが出来ると解説しています。
・対人のような会話
・表計算ソフトの開発やプログラミング言語の記述
・小説、脚本を書く
・論文や記事の要約を作る
・文章の間違いを見つける
・質問に答える
この驚異のソフトは、中国では使用禁止、欧米の大学などでも使用禁止になっているとのこと。
卒業論文だってレポートだって、ChatGPTを使えば瞬時に作成できます。
今、流行しているリスキリングによるパイソンやRの習得も近道が出来るかもしれません。
凄い時代です。
ソフトバンクでは、ロボットPepper君とChatGPTをシステム連携した試作機を作ったとのこと。
一度、Pepper君と話をしてみたいものですね。
無料版を試してみましたが、なかなか面白かったです。
今回のChatGPTの登場・・・確実に世界を変えると思います。