DX・・・デジタル・トランスフォーメーション。
毎日、ネットや新聞で取り上げられるワード。
「デジタルで、変わる!」という意味です。
コロナ禍もあり、デジタル庁も出来、これからは、デジタルJAPANだ!というノリと空気が巷に溢れています。
今週号の日経ビジネス誌2021/10/11号の特集は、「乗り越えろ DX 10の壁」。
なかなか面白かった記事でした。
コンテンツ
PART1 DX後進国脱却へ 個人データ活用を
PART2 進まぬ企業のDX 障壁は社内にあり
PART3 毎日の仕事が変わる 三種の神器の未来・・・はんこ、ファックス、電話
PART4 過去の遺産と決別 DXを壁を突き抜ける
バズワード的になってきているDXという言葉。
今回の記事では、DXの最新事情を日経らしく丁寧に取材しています。
ビジネスパースン必読の記事です。
DXの10の壁
DXの壁1 個人特定阻む氏名の「読み」・・・日本語の漢字という壁
DXの壁2 困窮者支援に税の守秘義務 個人情報の壁
DXの壁3 データ分断で医療に無駄 カルテは病院のもの?
DXの壁4 伝達だけの管理職は不要 Slack導入で中間管理職が不要に
DXの壁5 現場は要望も本部が認めず
DXの壁6 脱・人材難へ 社内で育成 総合職をエンジニアへ
DXの壁7 データ保護でコストが膨張
DXの壁8 脱はんこ進もサービス乱立
DXの壁9 ファクス廃止 コロナが好機
DXの壁10 時間を奪う?電話の再生
さまざまな「壁」が立ちはだかるニッポンにおけるDX。
同記事では、3つの壁を打ち破るための打開策を打ち出しています。
1 経験則を疑い、思い込み排除 「伊勢えびや大食堂」の事例
2 対面は万能か?利点見極めよ 「コメヤ薬局」の事例
3 革新を逆輸入 新興国に学べ
デジタル後進国ニッポン。
過去にもERPやSIS、最近ではIoTやAI、RPA、MA、SaaS、ビッグデータなどのワードが飛び交っていますが、まだまだイノベーションが起こっているとは言えません。
デジタルに関して、日本では、まだまだ「受け身」「守り」というのが過去の歴史です。
何とか、「攻めのDX」にしていかないと、世界から取り残されることになります。
がんばろう!デジタルJAPAN