バブル経済の中で開店した広島そごう新館。
報道によると近々閉店となるとのこと。
ちょっと寂しいです。
セブン&アイ・ホールディングスの西武そごうの売却に向けての一環だと思います。
広島市では、岡山市に本店がある百貨店・天満屋が3店舗を閉店しました。
これで、広島市に残る百貨店は、福屋、三越、そごう本館の3店舗になりました。
1970年頃は、人口20万人で一つの百貨店の経営が成り立つと言われていました。
現在では、50万人に百貨店1店舗という感じだと思います。
デパ地下、アパレル、上層階での催事、家族で行けるレストラン、屋上の遊園地・・・。
かって文化を売っていると言われた百貨店も、その業種業態が消費者、生活者のライフスタイルに合わなくなってきました。
広島そごう新館の周辺には、2年後270億円をかけたサッカー専用スタジアムが完成します。
また、隣の旧広島市民球場跡地も13億円かけてイベントスペースとして整備されます。
街のにぎわい、人流・・・街の魅力です。
街の主役は、百貨店ではなくなってきました。
百貨店、受難の時代・・・合掌!