能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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百貨店、受難の時代・・・広島そごう新館が閉館へ 広島市から、また一つの百貨店が消えます

2022年07月29日 | マーケティング

バブル経済の中で開店した広島そごう新館。

報道によると近々閉店となるとのこと。

ちょっと寂しいです。


セブン&アイ・ホールディングスの西武そごうの売却に向けての一環だと思います。

 

広島市では、岡山市に本店がある百貨店・天満屋が3店舗を閉店しました。

これで、広島市に残る百貨店は、福屋、三越、そごう本館の3店舗になりました。

 

1970年頃は、人口20万人で一つの百貨店の経営が成り立つと言われていました。

現在では、50万人に百貨店1店舗という感じだと思います。

 

デパ地下、アパレル、上層階での催事、家族で行けるレストラン、屋上の遊園地・・・。

かって文化を売っていると言われた百貨店も、その業種業態が消費者、生活者のライフスタイルに合わなくなってきました。


広島そごう新館の周辺には、2年後270億円をかけたサッカー専用スタジアムが完成します。

また、隣の旧広島市民球場跡地も13億円かけてイベントスペースとして整備されます。

 

街のにぎわい、人流・・・街の魅力です。

街の主役は、百貨店ではなくなってきました。

百貨店、受難の時代・・・合掌!


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