能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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業界地図2022・・・東洋経済vs.日経 東洋経済新報社と日本経済新聞社がプライドを賭けて毎年対決する「業界地図」

2021年09月26日 | 本と雑誌

毎年楽しみにしている「業界地図」。

東洋経済新報社と日本経済新聞社が、プライドを賭けて毎年対決しています。

「会社四季報 業界地図」東洋経済新報社刊

174業界 4080社

1300円+税 279ページ

表紙には、「11年連続売上No.1累計200万部突破」「投資、就職、ビジネス」となかなか挑発しています。

「日経 業界地図2022」日本経済新聞社出版本部

181業種 4300企業・団体

1300円+税 286ページ

表紙には、「特集 2030年の業界地図」と未来志向。

なかなかいい勝負・・・白熱したコンテンツのガチンコ勝負です。

 

「会社四季報 業界地図」東洋経済新報社刊と取り上げる注目業界は、「半導体」「リチウムイオン電池」「宇宙開発」

面白いのが、「会社四季報 業界地図」の取り上げている「最新年収ランキング」。

1位 総合商社 1257万円

2位 コンサルティング 1246万円

3位 海運 896万円

4位 医薬品 816万円

5位 不動産・マンション 812万円

シューカツ中の学生に訴求する内容ですね。

 

そして、「日経 業界地図2022」日本経済新聞社出版本部の取り上げる注目業界は、「社会問題・SDGs・ESG」「健康・食・QOL」「新天地とテクノロジー」「シェアリングサービス」「人のデジタル化・超人化」

水素ビジネス、グリーンエコノミー、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーなどのキーワードを取り上げています。

どちらも、社のプライドを賭けた「業界地図」。

個人的には、内容の的確さと濃さで日経のアドハンテージがあると思います。

両方買っても、3000円未満・・・楽しめるコスパの高い両誌です。

日本の産業界は、どうなっていくのか?

今後の日本経済を見ていくうえで必読の両誌です。


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