散歩が大好きです。
ブラブラ街歩き・・・川や海や緑の中を、何も考えないで、あるいは熟考しながら歩く・・・至福のひと時です。
最近では、ジョギングや自転車で身体を鍛えている人が増えていますが、小職は「歩き」派。
学生時代、異常に走らされたので、もう気合と根性で走らされるのはコリゴリです(笑)。
必死の形相でジョギングやサイクリングするのは、ノーサンキュー。
人類の特権である2足歩行を日々楽しんでいます。
そんな中、日本人の歩き方を取りあげた新刊が出ました。
体と心がラクになる
和のウォーキング 松尾芭蕉の疲れない歩き方でからだをゆるめて整える
安田昇著 祥伝社黄金文庫 680円+税
和のウォーキング 松尾芭蕉の疲れない歩き方でからだをゆるめて整える
安田昇著 祥伝社黄金文庫 680円+税
著者の安田さんは、下掛宝生流の能楽師、そして米国の公認のロルファーをされています。
同書の中では、能や相撲の技から出てきた日本人のウォーキングが随所に紹介されています。
俳人松尾芭蕉は、「おくの細道」で、なぜあれだけの距離を歩くことができたのか?
著者は、ひきこもりやニートの若者たちと共に現代の「おくの細道」を歩かれているとのこと・・・時速一里、一日8時間、2週間歩き続ける・・・その中で若者のココロやカラダに大きな変化が現れると言います。
同書の中では、能や相撲の技から出てきた日本人のウォーキングが随所に紹介されています。
俳人松尾芭蕉は、「おくの細道」で、なぜあれだけの距離を歩くことができたのか?
著者は、ひきこもりやニートの若者たちと共に現代の「おくの細道」を歩かれているとのこと・・・時速一里、一日8時間、2週間歩き続ける・・・その中で若者のココロやカラダに大きな変化が現れると言います。
目次
1章 ゆっくり歩いてからだをリセット 全身協調性でラクになる
2章 和のウォーキングでからだを作る 日本人のための深層筋エクササイズ
3章 日本人の身体を考える 「気持ちいいからだ」感覚を取り戻すために
4章 ゆっくり歩けば、心にも何かが起こる 「いのち」を枯らさないために
5章 実践「和」のウォーキング 大名庭園「六義園」を歩く
1章 ゆっくり歩いてからだをリセット 全身協調性でラクになる
2章 和のウォーキングでからだを作る 日本人のための深層筋エクササイズ
3章 日本人の身体を考える 「気持ちいいからだ」感覚を取り戻すために
4章 ゆっくり歩けば、心にも何かが起こる 「いのち」を枯らさないために
5章 実践「和」のウォーキング 大名庭園「六義園」を歩く
同書では、能の「すり足」や相撲の腰割り、テッポウ、四股などのエクササイズが紹介されてます。
日本人に合った身体の調整の仕方だと思います。
日本人に合った身体の調整の仕方だと思います。
著者は言います。
直立や2足歩行は、からだ中の筋肉がしっかりしていて、さらにそれが上手に連動すること、すなわち「全身協調性」によって初めて可能になるのです。
何も持たずに、正しい姿勢と正しい歩き方で、ただぶらぶら歩く。
そうすることでからだが忘れていた本来のプログラムを思い出し、全身協調性が発動します。
なるほど。
松尾芭蕉も伊能忠敬も、時速1里のスピードで日本各地を巡ったのでしょう。
四国のお遍路さんも、お伊勢参りも、東海道五十三次も・・・とにかく日本人は昔からよく歩きました。
帝国陸軍の行軍の距離に、欧米の軍事視察団が舌を巻いたと言います。
日本人は、歩く民族なんですね。
四国のお遍路さんも、お伊勢参りも、東海道五十三次も・・・とにかく日本人は昔からよく歩きました。
帝国陸軍の行軍の距離に、欧米の軍事視察団が舌を巻いたと言います。
日本人は、歩く民族なんですね。
また、散歩が一段と楽しくなってくるような気がします。
レッツ ウォーク!