熱狂できるものを見つけることが大事
「ごちゃごちゃ考えず、とにかく行動しよう」-これに尽きる。
編集者は、一生に一度会えば人生が激変する人と毎日のように会って、時にぶつかりながら本を作り、戦友になれる。
読者は1冊の本を通じて多くを学べますが、最も成長できるのは編集者です。
二つ目は、ストリーを作れる。
編集者の醍醐味は人に話を聞いて、ゼロからストーリーを、どう生み出していくかそこにある。
僕はプロデュース業も兼業していますが、この力が大いに生きています。
最後は、人の感情に対する臭覚を磨ける。
データだけに頼らず、身近な若者を想像し、彼に届けたいと本を出しています。
マスにヒットするコンテンツは、突き詰めれると特定の一人に突き刺さるもんが多いからです。
情報を浴び、日々、何に涙し、何に悩み、何に喜んでいるかを知らねばなりません。
そうでなければ売れる本なんて作れない。
小手先のマーケティングは、通用しなということです。
熱狂できるものを見つけることが大事。
チャンスを得た時、「やりたい」ではなく「やります」と言い切ること。
とにかく潔い姿勢、飽くなき挑戦が熱狂できるものを引き寄せる。
自分にうそをつかず、圧倒的な研さんと行動で興味を持てることを極める。
その分野のトップを目指す。
若者は<変わり続けること>を避けてはいけない。
幻冬舎編集長 箕輪厚介さん
「努力は夢中に勝てない」コミュニケーション・デザイナー 岸勇希さん