経済的効率より、<人のつながり>を重視

2018年09月10日 19時03分58秒 | 社会・文化・政治・経済
どういう自分でありたいのか。
どういう人生を送りたいのか。
「心の思い」を口に出すことで人生の軌道は明確になる。
その思いの強さが自分を変える。

生命力が強いほど、人は幸福になる。

<誰も傷つけてはならない>という他者への配慮。

経済的効率より、<人のつながり>を重視する。

常識にとらわれない<創造>の視点を大切に。

排他主義を食い止めるための<人権教育><人権文化>の建設に取り組む。

「ザ・シネマ」で『情事』

2018年09月10日 18時05分27秒 | 社会・文化・政治・経済
CSテレビ227チャンネル「ザ・シネマ」で『情事』を見た。

『情事』(じょうじ、イタリア語: L'avventura, 「冒険」の意)は、1960年(昭和35年)製作・公開のイタリア・フランス合作映画。
ミケランジェロ・アントニオーニ監督、 ガブリエル・フェルゼッティ、モニカ・ヴィッティ主演。
外交官の娘アンナは、倦怠期の恋人サンドロ、親友クラウディアとともにヨットで地中海に出る。
シチリア島近くに連なる島影へ向かうクルーザーには、二組の夫婦とアンナの彼氏含め7人と船長が乗り込んでいた。
立ち寄った小島で忽然と姿を消したアンナ。
残された二人は行方を捜す旅に出るが、しだいに親密さは増し、やましさを覚えながらも情事に耽る。
やがてアンナのことを口にしなくなった二人には、新しい恋が始まるかに見えたが。
のちに「愛の不毛」三部作と呼ばれることになる作品群の第一作。
公開当時、観客の期待を裏切る「腑に落ちない」結末で話題となり、行方不明のままのアンナに出頭を呼びかける新聞記事も出たという。
1960年のカンヌ国際映画祭で審査員賞 (新しい映画言語の探求に対する賞)を受賞している。

スタッフ[編集]監督・原案 : ミケランジェロ・アントニオーニ
脚本 : ミケランジェロ・アントニオーニ、トニーノ・グエッラ、エリオ・バルトリーニ
サンドロ - ガブリエル・フェルゼッティ
クラウディア - モニカ・ヴィッティ
アンナ - レア・マッセリ

苦難に置かれた自分を客観視し

2018年09月10日 14時56分41秒 | 医科・歯科・介護
スヌーピーは、犬である自分の<欠点>さえ面白がる。
スヌーピーのあり方について
「きのうも失敗、今日も失敗、だけど、そのためにめげないで、むしろ、そういう自分をおもしろがっていれれば、気も休まってきます。そういう力、才能があれば、人間は簡単にくじけません」と述べた。(「誰だってちょっと落ちこぼれ」 河合隼雄・谷川俊太郎著)
河合 隼雄(かわい はやお、1928年〈昭和3年〉6月23日 - 2007年〈平成19年〉7月19日)は、日本の心理学者。
京都大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授。
文化功労者。
元文化庁長官。
専門は分析心理学(ユング心理学)、臨床心理学、日本文化。

苦難に置かれた自分を客観視し、その意味を捉え返す力があれば、成長へのバネとしていける。





カール・ヒルティ 現代の預言者

2018年09月10日 14時23分26秒 | 医科・歯科・介護
本当に優れた人の生涯は試練の連続-カール・ヒルティ

(Carl Hilty、1833年2月28日 - 1909年10月12日)は、スイスの下院議員を務め、法学者、著名な文筆家としても知られる。
日本では『幸福論』、『眠られぬ夜のために』の著者として有名。
敬虔なキリスト教徒として、神、人間、生、死、愛、などの主題を用いて、現代の預言者とも評されるほどの思想書を書き残した。
カール・ヒルティは、日本には、東大の哲学講師であり愛読者であったケーベル博士によって初めて紹介され、以後親しまれてきた。
学生たちからは「ケーベル先生」と呼ばれ敬愛された。
夏目漱石も講義を受けており、後年に随筆『ケーベル先生』を著している。
ラファエル・フォン・ケーベル(ドイツ語: Raphael von Koeber, 1848年1月15日 - 1923年6月14日)は、ロシア出身(ドイツ系ロシア人)の哲学者、音楽家。
明治政府のお雇い外国人として東京帝国大学で哲学、西洋古典学を講じた

「感知力」「手際力」「実行力」

2018年09月10日 14時01分33秒 | 社会・文化・政治・経済
総体革命(トータル・レボリューション)の視座から
清水 慎三著
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総体革命(トータル・レボリューション)
社会、経済、政治、文化、思想、教育、精神の7つを組み合わせた革命。
その前段として「人間の革命」が不可欠。
マハトマ・ガンジー、インドの初代ネール首相とともにインド民族独立運動に尽力した社会運動家ジャイプラカシ・ナラヤンは、初めガンジーを否定し、マルクス思想に傾倒していた。
つまり非暴力闘争に異を唱え、武力革命を掲げていた。
そして、ガンジーの高弟との議論を経て、非暴力革命の道を選ぶ。
急進的な社会改革から行き着いた決論は「二重革命」
それは「人間革命を経ての社会革命」であった。(この項、過去記載のものと重複)
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「感知力」とは、ある現象について知るに値するか否かを識別する能力。
あるいは、ある人が尊敬するに値する人物かどうかを見定める能力のこと。
「手際力」とは、何かを実現することが多くの人々の幸福につながると考えたら、その実現に向けて工程表を作り上げる能力のこと。
「実行力」とは、その工程表にしたがって実践していく能力。
人々に「人権」の重要性を認識させる。
その上で、その人権に対する無視がもたらす悪影響について、具体的な提案を通して説明する。
そして、人権を巡る課題を乗り越えるための方途を提示する。
提言は、単なる提言ではない。
「人権」を無視することが、現代社会を生きる私たちにどのような悪影響をもたらすかを提示し、そのことを踏まえて問題解決に向けた打開策を提示する。
換言すれば、「感知力」「手際力」「実行力」に三つの要素をすべて踏まえた提言であると言えるのではないか。
日本大学名誉教授 清水浩昭さん

人生に格段の違いが生じた

2018年09月10日 12時36分38秒 | 社会・文化・政治・経済
時間をどう使うかは、人生の大切なテーマ。
仕事に力を注ぐことは当然だが、その後の時間、自身の信条とする活動を成し遂げていくかどうか。
友人の一人は、我々がマージャンや飲み会に時間を費やしている間に、創作に没頭した結果、文学新人賞を受賞し、その後、創作作品が芥川賞の候補作にもなった。
そのことを我々が知ったのは、数年後であった。
当時の彼の仕事は家業の営業の仕事。
人生に格段の違いが生じたのである。
彼は埼玉から憧れの鎌倉の住人にもなっていた。

奈良久の「時代おくれ」

2018年09月10日 08時40分04秒 | 社会・文化・政治・経済
技術の差もあるが、大切なのは「意思を込められるかどうか」
「むしろ、その一点で決まる」

「君の胸から出たものでなければ、人の胸を胸にひきつけることは決してできない」ゲーテ

大事なのは、自分の思いを、自分の表現で、誠実に伝えることだ。
心を動かすのは、心を込めた言葉、声。

カラオケのマシン測定の点数の高低。
マシンに、人の心情は測れるのか、どうか。

「歌手になれば、良かったのに」
それは、思わぬほめ言葉であった。
親友の奈良久の3回忌法要、そして船橋のホテルでの偲ぶ会。
奈良の奥さんのリクエストに応えて、奈良の十八番だった「時代おくれ」を歌った。
「仕事もあれこれあるくせに、自分のことはあとにする」
まさに、それが奈良の仕事に対する姿であった。
当方の歌に、奈良の魂が宿った瞬間であった。
奈良が脳出血で倒れる3日前、二人で船橋の居酒屋で飲んだことが脳裏に浮かんできた。
偲ぶ会では、涙を堪えて「時代おくれ」を歌った。

「<時代おくれ>下手だね。来年はカラオケ大会出るのやめたら」と今年の取手駅前カラオケ大会のあとに家人に言われてしまったのだ。
「時代おくれ」を歌えば必ず涙が浮かんだのに、今年は何故か、涙が浮かばなかった。

奥さんが落とした財布を

2018年09月10日 07時01分55秒 | 日記・断片
外出していたら、男性から携帯電話に連絡があった。
家人の名を言いながら、「旦那さんですか」と聞くので、家人がバイクで交通事故でも起こしたのかと身構えた。
「実は、奥さんが落とした財布を、ミスターマックスの駐車場で拾いました。自宅を訪ねたらお留守だったので・・・」
「そうでしたが、ありがとうございます」
「どうしましょうか?」
「今、私は外出さきなので、直ぐに妻に連絡してみます。ほんとうにありがとうございます。助かりました」
「では、わたしの自宅の住所を申し上げます。同じ八重洲町内です」
友人の武田さんの近くだと分かる。
朝の散歩で通る道の近くである。
家人は、そのころ焦って、取手駅前の交番へ行っていた。
現金は約1万円、数枚のカード。
郵便局カード、銀行カード2枚、クレジットカード、免許証、健康保険証入りの財布。
家人に連絡したら出ない。
約5分後、携帯電話に家人が出たので、「財布を落としたたろう」と聞くと、「何で知っているの?」と驚く。
「今、警察に届けたところ」
「財布を拾ったという、親切な男性から携帯に連絡があった」
「なぜ、あんたの携帯番号知っているの?」
「俺の名刺が財布に入っていたのではないか?」
「そうかな?」
「ともあれ、相手の方の住所言うよ。メモして」
「この住所は何処?」
「武田さんの裏辺りだと思う」
「そうなの。良かった」
「そうだよ。拾って財布を届けない人もいるだろうからね」
「本当に良かった」
帰りに挨拶に行くと、奥さんが玄関前で掃除をしていた。
お礼を言うと「奥さんからご丁寧にビールをいただきまして」と奥さんが頭を下げる。
「旦那さん、ビール飲みますか?」と聞いたら、「ビール大好きです」と言うので、「お礼ビール買って持って行った」と家人が帰宅後に言う。
「あんた、良く住所わかったね。江夏さんの斜め前の家で、武田さんの1本裏の道の家だった」と家人は言う。

輪子の競輪日記

2018年09月10日 03時42分31秒 | 未来予測研究会の掲示板
輪子はいろいろな競輪ファンから声をかけられる。
「車券当たっているかい?」
「サッパリ」と答えることにしている。
「3連単なんか、買うのはよせよ。まず、当たらないからな。3連複に限る」
土浦の山田さんと同じことを言う。
その山田さんが姿を見せなくなる。
アルバイトで新聞の配達をしている人だ。
「土浦、来なくなったか。パンクしたな」と通称「電電公社」の三木さんが言う。
「競輪とパチンコだから、金はなくなるさ」と自称元法務省の木野さんが言う。
「何が、元法務省だ。ほら吹き」と電電公社は木野さんを嫌っている。
また、自慢話をする戸村さんに対しては「よう、守谷の大金持ち」と電電公社は揶揄する。
「あいつは、当たった当たったと大騒ぎするが、買うのはたったの100円だ。世の中には、10万、20万と勝負している者もおるんだ」と電電公社は手厳しい。
今日、輪子に声をかけてきた野球帽の老人は屈強な感じがした。
「俺は、71歳だが、道路工事をしている。明日からまた仕事だ」
「頑張りますね」
「働ける間は働く。日給、1万2000円だぞ」
「そうなの」
「重機も使う。掘削、砕石工事だな。道路を掘り起こして、新しいガス管を通す工事もする」
「暑い日が続いて、大変ね」
「そうなんだ。熱中症で倒れて、救急車で運ばれる奴もおる」
輪子の勤務する総合病院にも、倒れて搬送されて来る人が例年になく多い。
岐阜記念最終日、12レース、道路工事のおじいさんは、3連複の2-5-9の2470円(7人気) を5000円も買っていた。
「3連単の9-5-2なんて買えないよ。4万9440円(159番人気)だからな、2470円もつくんだから3連複で十分だ。
1番人気の1-6を無視した道路工事のおじいさんを輪子は見直した。
輪子は2予選で今期、1番時計の上がりタイム10秒9を出した5番山崎芳仁選手(39歳 88期 福島)の2車複流し。
S斑S級(ベストナイン選手だけが履く勲章の赤パンツ)の9番桑原大志選手(42歳 80期 山口)との5-9の5650円(20人気)200円ゲット。
8点流しなので1600円の投資。
10レース、11レースで5000円も失っていたので、200円×5650円=1万1300円
500円流しなら、4000円の投資で、2万8250円になっていた。
「今日は、楽しんで、お金が浮いたのだから、ああ、いいか」と思い直した。
結果論であるのだけれど、3連複の2470円より、2車複の5650円の配当の方がいいと思われた。
道路工事のおじいさんは2-9ライン3-5ラインの4点の3連複を買っていた。
それにしても断然1番人気の1番竹内雄作選手が(30歳 99期 岐阜)地元の岐阜記念の決勝戦で6着に沈むとは、「競輪はわからないな」と輪子は改めて思い知らされた。
2番松浦悠士選手(27歳 98期 広島)について、「準決勝8番手から追い込んだ脚が良かった」とまた、「山崎は、65、66周年大会を連覇しているからな。岐阜競輪場との相性はいいんだ」と道路工事のおじいさんが、解説していた。
そこで2-9ラインを軸に山崎ライン5-3との3連複車券。
「なるほどね」と輪子は納得。