LGBT特集で「原稿チェックおろそか」
―新潮社
9/25(火) 18:38配信
新潮社は25日、LGBT(性的少数者)に関する論文掲載をめぐり批判を集めていた月刊誌「新潮45」を既刊の10月号までで休刊すると発表した。
数年来の発行部数低迷を受け、「編集上の無理が生じ、企画の厳密な吟味や十分な原稿チェックがおろそかになった」ことを背景に挙げている。
同誌は8月号の特集で、杉田水脈衆院議員の論文を掲載。LGBTの人々には「生産性がない」などとした点が批判を浴びながら、10月号で「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」と杉田氏を擁護する特集を改めて掲載。
一層の批判を集め、「常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられた」とする佐藤隆信社長名の声明を出す事態となっていた。
同社は25日発表した文書で「このような事態を招いたことについておわびする」と正式に謝罪。
休刊について「会社として十分な編集体制を整備しないまま、刊行を続けてきたことに対して深い反省の思いを込めて決断した」と説明している。
【関連記事】
杉田氏不処分「若いから」=安倍首相
「常識逸脱した偏見」=月刊誌LGBT特集で見解-
―新潮社
9/25(火) 18:38配信
新潮社は25日、LGBT(性的少数者)に関する論文掲載をめぐり批判を集めていた月刊誌「新潮45」を既刊の10月号までで休刊すると発表した。
数年来の発行部数低迷を受け、「編集上の無理が生じ、企画の厳密な吟味や十分な原稿チェックがおろそかになった」ことを背景に挙げている。
同誌は8月号の特集で、杉田水脈衆院議員の論文を掲載。LGBTの人々には「生産性がない」などとした点が批判を浴びながら、10月号で「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」と杉田氏を擁護する特集を改めて掲載。
一層の批判を集め、「常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられた」とする佐藤隆信社長名の声明を出す事態となっていた。
同社は25日発表した文書で「このような事態を招いたことについておわびする」と正式に謝罪。
休刊について「会社として十分な編集体制を整備しないまま、刊行を続けてきたことに対して深い反省の思いを込めて決断した」と説明している。
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