茨城新聞社 2022/02/11 13:00
■オンラインで 茨城県の取手市と筑西市をつなぐ関東鉄道常総線沿線の魅力を知ってもらおうと、元関鉄レールメイトで女優の池上恵さん(43)が企画したオンラインイベント「関鉄レールメイトと行く!関東鉄道と沿線『おいで、いばらき』」が、13日に開かれる。
同イベントは昨年行われた「いばらき観光マイスター実証企画コンペティション2021」(県主催)で、オンラインや会員制交流サイト(SNS)を活用した取り組みの「A部門・コロナ禍におけるいばらき応援プラン」で採択された。当日は、現役のレールメイトらが参加して「旅動画」の視聴やトークイベントを行う。
池上さんは守谷市出身で、かつては関東鉄道や地域の魅力をPRする「関鉄レールメイト」の「守谷小絹」として活動していた経歴を持つ。
いばらき観光マイスターS級の資格も持っており、「コロナ禍で打撃を受けている鉄道と観光の両業界を盛り上げたい」と「おいで、いばらき」を企画した。
「旅動画」は、現役のレールメイト3人が実際に取手駅から下館駅まで電車で移動し、駅や駅周辺のスポットを訪れるもの。池上さんは「単なる紹介動画ではなく、実際に旅をしている感覚を楽しんでもらえる映像を目指した」。
30分程度で、編集は茨城県出身の映画監督・井坂優介氏(33)が行った。また、トークイベントでは、レールメイトと関鉄レールファンCLUBの十文字義之会長らが語り合う予定という。
池上さんは「茨城は都心からほど近いにもかかわらず、都会にはない魅力がある。今はコロナ禍で難しい旅や人との交流を疑似体験して楽しんでもらえたら」と話した。
「おいで、いばらき」は、13日の午後3時と午後6時の2回開催。時間は1時間程度。希望者はQRコードから応募フォームで申し込む。
参加無料。各回定員100人。
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