新町の寺田さんと利根川堤防で出会う

2022年02月04日 22時41分43秒 | 日記・断片

 午前10時に利根川堤防で、新町の寺田さんと出会う。
彼は東3丁目方面へ向かう。
当方は散歩で、河川敷のゴルフ場方面から新町方面へ。
台宿の寺田さんとは、最近出会うことがないが、取手市内には寺田姓が多く。
散歩の道沿いでは、寺田宅の表札を見かけることがしばしばなのだ。
「午後から、歯医者なんだ」と新町の寺田さんが言う。
聞くと、「昔から麻生歯科」と言っていた。
先代の麻生先生が健在の頃は、我が家の皆が麻生歯科へ通院していた。
午後5時に、利根川の散歩から戻った西田さんと家の近くで出会った。
スマホを買ったそうで、歩行計を見せて「今日は8600歩余り歩いた」と言う。
また、スマホのカメラで、鮮やかな雲間の夕焼けの光景を見せる。
当方は、富士山が見えないので、取手駅から井野天満宮を経て帰ったきたところだった。

取手市内の散歩道

取手市内は坂道ばかり

 

 


利根林太郎の競輪人間学 保険をかけるべきだ

2022年02月04日 18時36分02秒 | 未来予測研究会の掲示板

GⅢ 静岡競輪 たちあおい賞争奪戦

古河から来ている通称の「運ちゃん」は、地元古河のバスとハイヤーの運転手なのだ。

11レースは、7-1-9(5.5倍)と7-1-3(9.7 倍)で勝負したら、7-1-5のラインの並びで7-1-5 910円(2人番)となる。
「2点に絞るべきではなかった」と悔んいた。
彼は、7-1-5を5000円、7-1-3を3000円買っていたのだ。
せめて、保険として、7-1-5を1000円買っておくべきだった。

<今度こそは>と12レースは1-9-2、1-9ー3と1-2-9で勝負した。
せめて、2車単で1-2と1-3の2車単も保険として買うべきだった。

つまり9番選手が連に絡まないことを想定しての保険である。

12レース

並び 1-9-6 5-2 3-8 7-4

レース評
本命は初日特選を制した郡司。全力で地元の岡村とワンツーを決める。自力強力な阿部やパワフルな晝田、小森にも注意が必要

1-9(1.5倍)

1-2(9.1倍) 

1-3(12.7倍)

まさかの9番選手の落車!

結果

1-3 1,270円(4番人気)

1-3-8 7,890円(22番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 1 郡司 浩平   12.1 B 晝田潰して
2 3 阿部 大樹 3/4車身 11.7   後方捲って
  3 8 岡 光良 3/4車身 11.7     阿部大続く
× 4 2 山中 貴雄 4車身 12.1     目標叩かれ
  5 6 山本 健也 3/4車身 12.4     前遅れ気味
6 5 晝田 宗一郎 大差       郡司叩かれ
  7 4 伊藤 裕貴 大差       乗上げ落車
7 小森 貴大         押上げられ
9 岡村 潤         押上げ落失

 戦い終わって

戦い終わって写真

 晝田宗一郎をホーム前に叩いた郡司浩平が先行勝負。後続のアクシデントもあったが、堂々の押し切り勝ち。

「行ける所から前々に攻めて行こうと。併走になって無理やり行った感じに。しっかりと後ろを連れて行くレースがしたかった。今日の着は後ろの岡村潤さんの頑張り。失格は残念だった。小森貴大さんが良い勢いで捲りに来たから、自分の掛かりがもっと良ければとは思う。昨日よりは今日の方が良かった。自力を出せて吹っ切れた部分も。日に日に良くなる感じはあるから、準決の方が更に上がってきそう」。
 岡村が小森の捲りを振って落車。その間隙を突いて伸びた阿部大樹が2着。「郡司君が全てのレースだったから、それ次第の作戦を組んで。周りを見て落ち着いて運べた。郡司君のスピードは違っていて切換えられずも、形自体は良かったと思う。バックではどこか突っ込める所をと考えていて、落車はあったけど真っすぐ踏もうと思った所で自分には影響がなかった。そのせいで良い着だったのもあるが。良いコースは選べたと思う」。
 阿部に続いて岡光良が3着。

「作戦を練るよりは阿部君の後輪だけを見てと。記念の準決はだいぶ乗ってないから久し振り。落車などで体が良くなかったから。最近は悪い流れでもリカバリーできたりしていたから、徐々には上がっているのかな」。


想定を上回る第6波の医療逼迫 1日死者数が第5波を超える 3回目ワクチンの意義は?

2022年02月04日 18時33分54秒 | 医科・歯科・介護

倉原優呼吸器内科医 2/4(金) 12:46 https://news.yahoo

オミクロン株はデルタ株より軽症が多いということで、医療現場もやや楽観視していた部分がありました。「肺が真っ白の患者さんは数えるほどで、軽症例がたくさんやってくるのだろう」「医療逼迫は大丈夫だろう」と思っていました。第6波が始まり約1ヶ月が経過しましたが、その予想は崩れ去り、第5波を超える水準で厳しい医療逼迫が続いています。

高齢者の死者数が増加
オミクロン株の憎たらしいところは、インフルエンザを根絶するほど全力で感染対策をしているのに感染が広がることです。医療従事者が現在死守している一般病棟内で、入院患者さんに伝播すると致死的になりかねません。

コロナ禍前であっても、病棟内でインフルエンザのクラスターが出れば病棟を閉鎖していました。伝播性が高いオミクロン株感染者が病棟内に複数入り込めば、病棟閉鎖どころでは済まないかもしれません。結果的に、それが救急医療や外科手術を縮小させてしまうことにつながります。

実際に、医療従事者や入院患者に感染が広がった関西の大学病院で、全ての病棟での新規入院と手術を中止しているところがあります。

すでに指摘されているように、デルタ株のような凶暴性は低いです。凶暴ではないのですが、ただただ性格が悪いです。小児や若年者層では、肺炎に難渋するということはまれですが、高齢者層では肺炎を起こす患者さんが増えています(一部はデルタ株ではないかと思われますが)。

「基礎疾患のある高齢者」と「オミクロン株」の相性は悪く、ワクチン接種後時間が経過して抗体価が低下した高齢者に感染していきます。軽症で終わることが多いとはいえ、感染者の絶対数が多いことから、余生を穏やかに過ごしている人を崖から突き落とすような感染例が目立ちます。

第6波の1日死者数はデルタ株による第5波のピークを超えました(図1)。重症化率が低いと報道されがちですが、実はすでに多くの人が第6波で亡くなっています。現場と報道の乖離が大きいです。

図1.国内の発生状況(新型コロナウイルス感染症まとめ[https://news.yahoo.co.jp/pages/article/20200207])
救急医療が壊滅的打撃
医療逼迫が進む中、できれば救急受診を要するような状態にはなりたくないものです。

東京ルール(救急隊による5つの医療機関への受入要請または選定開始から20分以上経過しても搬送先が決定しない事案)は、過去最多水準で高止まりしています(1)(図2)。

図2. 2月4日時点の東京ルール適用件数(参考資料1をもとに筆者作成)
各地の救急搬送困難事案も過去最多を更新しています。搬送対象者に発熱や酸素飽和度の低下があると、新型コロナ対応が可能な病院を探すことになります。これがなかなか見つからず、何時間も救急車内で待機する事態が現在発生しています。

ワクチン不要論の再興
「オミクロン株は軽症だし、感染予防に効果がないのだから、3回目の新型コロナワクチンは無意味」という意見を耳にすることが増えました。これはやや短絡的な結論なので、どうか熟考していただきたいと思います。

確かに、ファイザー社製・武田/モデルナ社製ワクチンのオミクロン株に対する発症予防効果はデルタ株より低く、2回目接種20週目以降には約10%まで低下します。しかし、追加接種により発症予防効果が65~75%に高まります。

入院予防効果についても、2回目接種25週目以降で44%だったものが、3回目接種2週目以降で89%に回復します(2)。

国民の約8割が2回ワクチンを接種しているため、入院してくる人のほとんどがブレイクスルー感染というのは必然です。

重要なポイントは、ワクチン未接種のほうが何倍も感染リスクが高いということです(3)(表)。たとえば、ワクチン未接種者の20~29歳では89人に1人がすでに感染しています。入院や重症化という観点では、未接種者のリスクはさらに高くなるでしょう。

表. ワクチン接種歴別の新規陽性者数(参考資料3より引用)
軽症が多いとしても、病院の機能を守らなければいけません。感染拡大は、上記のように明確な医療逼迫を招き、若い人も子どもも病院を受診できなくなる事態を引き起こします。

オミクロン株の性格が悪いのは、こうしたワクチン不要論を再興させてしまうところにもあると思っています。

デンマークは国民の8割以上が3回目接種を完了しており、コロナ規制を全て撤廃しました。日本でここまで思い切ったことができるかどうかは分かりませんが、ここから3回目接種率を一気に上げていかなければ、医療提供がじり貧に陥るかもしれません。

まとめ
若年者のほとんどの人が軽症で終わるものの、中高年~高齢者にとって生死にかかわる問題となる事例を目の当たりにしています。オミクロン株による感染拡大が先行した沖縄県では、若年者層で感染者数が減少したものの、高齢者の感染者は多い状況が続いています。

感染者数の多さに引っ張られて、発熱外来、救急医療、入院診療、外科手術などがすでに逼迫しています。現場としては、「早くピークアウトおなしゃす」と祈りをささげているレベルです。

伝播性が高いウイルスほどワクチンの寄与度が高くなるというのは公衆衛生学的な常識ですが、なぜかここにきてワクチン不要論が再興しています。広く3回目のワクチン接種を普及させることが望まれます。

(参考)

(1) 救急医療の東京ルールの適用件数(URL:https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/cards/number-of-tokyo-rules-applied/)

(2) SARS-CoV-2 variants of concern and variants under investigation in England Technical briefing 34(URL:https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/1048395/technical-briefing-34-14-january-2022.pdf)

(3) 第70回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和4年2月2日)(URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html)

倉原優
呼吸器内科医
国立病院機構近畿中央呼吸器センターの呼吸器内科医。「お医者さん」になることが小さい頃からの夢でした。難しい言葉を使わず、できるだけ分かりやすく説明することをモットーとしています。2006年滋賀医科大学医学部医学科卒業。日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医、日本感染症学会感染症専門医、日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本結核・非結核性抗酸菌症学会結核・抗酸菌症認定医・指導医、インフェクションコントロールドクター。※発信内容は個人のものであり、所属施設とは無関係です。


利根輪太郎の競輪人間学 過信は禁物

2022年02月04日 12時49分44秒 | 未来予測研究会の掲示板

GⅢ 静岡競輪 たちあおい賞争奪戦

9レース

並び 7-3 8-1-4 5-2 6-9

レース評
吉沢と木暮が強力タッグを組む。関東連係を主力に推すが、記念でも勝ち負けの林は怖い存在。道場に乗る渡辺の連対も可能。

3-7(2.2倍)

7-3(3.2倍)

「オッズ表は見るべきではない」と言う人も少なくない。

なぜなら、余計な思惑に陥るからだ。

つまり、「固い、本命レースだ。勝負!」と過信してしまうのだ。

何が起こるか分からないのいが「走る格闘技」と言われている競輪レースのゆえんであり本質。

最終的には、5-2-8-1-4 7-3 6-9の展開になる。

5-2ラインの3番手にハマった8-1ラインが抜け出す。

8-1 6,940円(15番人気)

8-1-7 3万3,800円(56番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
  1 8 道場 晃規   11.7 B 3番手捲り
2 1 渡邉 晴智 4車身 11.9   一杯も2着
3 7 吉澤 純平 1/8車輪 11.6     打鐘踏遅れ
4 3 木暮 安由 1/4車輪 11.5     吉沢純任せ
  5 4 山本 健也 1/2車輪 11.8     4角弾かれ
6 2 室井 健一 1/4車輪 11.9     目標捲られ
× 7 5 林 慶次郎 1車身 12.1     道場捲られ
8 9 小谷 実 3/4車身 11.3   S 目標8番手
  9 6 井上 嵩 1車身1/2 11.6     8番手不発

戦い終わって

戦い終わって写真

 打鐘で林慶次郎が一気に叩き主導権。ほぼ同時に仕掛けた道場晃規が三番手に入ってバックから捲ってS級初勝利を地元記念で飾った。「本当は林君の位置(後攻め)から行きたかったけど。打鐘で一瞬踏み合う形になりつつ、冷静になって三番手に引いた。S級に上がって二場所良くなかったけど、中三日ながら強度上げずに練習したのが良い方に出てくれたかもです。まさか一次予選を勝ち上がれるとは。一戦、一戦自分の走りをしていきます」。
 道場に付けた渡辺晴智が離れ気味も二着をキープ。「打鐘で道場が踏み合う格好になったが、あそこで無理やり踏み合ったら自分は離れていた。三番手に入ってもらって自分には丁度良かった」。
 人気の吉澤純平は仕掛け遅れて三着まで。「コマ切れでしたので作戦は決めず、流れで走るつもりだったが。二車なりにしっかり頭に入れて走れば良かったかも。使っているフレームも伸びしろなく限界にきているかも。良くないなりに微調整をしていかないと」。

 


勇気と忍耐の人に、「幸福」の春が必ず訪れる

2022年02月04日 12時11分38秒 | その気になる言葉

▼どんな人にも長所がある。
その長所に気づき、伸ばすことだ。
▼苦難に負けないこと、屈しないこと、そして乗り越えること―それは言い換えれば、本来、鍛え抜かれた偉大な生命を人間は持っていることなのだ。
▼苦労は「力」に。
悩みは「智慧」に。
悲しさは「優しさ」になる。
勇気と忍耐の人に、「幸福」の春が必ず訪れる。
▼「嵐が来ようが、怒涛が押し寄せようが、常に自分自身が、厳然として光り輝いていれば、それでよいのだ」
人は強くあれ!


虐待通告、DV相談最多 未成年誘拐も増加―21年の犯罪情勢・警察庁

2022年02月04日 09時21分24秒 | 事件・事故

2022年02月03日10時11分

警察庁は3日、2021年の犯罪情勢統計(暫定値)を公表した。

虐待の疑いで警察が児童相談所(児相)に通告した子どもの数と、配偶者などパートナーからの暴力(DV)の相談件数が共に過去最多となった。警察が把握した未成年の略取誘拐も増加した。
特殊詐欺、4年ぶり増 昨年1.4万件、還付金要因―警察庁

 警察庁は「児童虐待やDVは被害が潜在化しやすい。新型コロナウイルスの感染拡大など社会の変化も踏まえ、犯罪にはきめ細かな対策を進める」としている。
 虐待の疑いで児相に通告した18歳未満の子どもは前年比1%増の10万8050人だった。内訳は、子どもの目の前で家族に暴力を振るうなどの心理的虐待が前年より増えて8万299人で、7割を占めた。

身体的虐待は1万9185人、育児放棄(ネグレクト)は8270人、性的虐待は296人で、前年比で減少か横ばいだった。
 DVの相談件数は8万3035件で、0.5%増。ストーカー事案の相談件数は2.3%減の1万9728件だった。


二木芳人教授 全国感染者10万人超も冷静「東京の5倍が全国の数字。おかしくない」

2022年02月04日 08時56分43秒 | 医科・歯科・介護

2/3(木) 20:15配信 スポニチアネックス

昭和大学医学部の二木芳人客員教授(感染症学)が3日、BS-TBS「報道1930」(月~金曜後7・30)にリモートで生出演し、新型コロナウイルスの新規感染者数がこの日、全国で10万人を超えたことに言及した。

 番組調べによると、この日の感染者数は、午後7時時点で10万4471人。2日の9万4930人を上回り、初の10万人台となった。二木氏は「もともと東京で二万数千人という数が出るんじゃないかという予測もありました。だいたい東京の5倍くらいが全国の数字になりますので、そういうことになれば10万人いってもおかしくないなと思っておりました」と冷静に受け止めた。

 とはいえ、以前のような爆発的な増加には陰りが見えていると分析する。「少し増加傾向といいますか、以前のように爆発的な増加から少し鈍ってはいるんですね。実効再生産数も下がっては来ていますけど、まだ1以上です。しばらく増加傾向というのは続くんじゃないか」と、緩やかな上昇に転じているとした。さらに「おそらく来週中にはピークアウトする可能性はありますけど、なかなか予断を許さないという状況ですね」と推測した。

 この日午後7時時点の死者数は88人で、デルタ株が猛威を振るった昨夏の第5波に匹敵する数を記録した。二木氏は「前回と亡くなるパターンといいますか、原因が違うんですね」と指摘。「前回はコロナそのものによる肺炎で、人工呼吸器を付けたりECMO(体外式膜型人工肺)を回したり、それでも助けられない、間に合わないという方が多いんですが、今回は比較的コロナは軽症や中等症でも、もともとお持ちになっている基礎疾患とか、そういうものが悪化して亡くなる方が比率としては多いようですから、少し様相が違う」と説明し、「当然、対応も変えていかなくてはいけない」とした。


塩野義のコロナ“国産飲み薬”に「ウイルス減効果」工場で生産開始も「治験に遅れ」 オミクロン株にも効果あるが・・・

2022年02月04日 08時56分43秒 | 医科・歯科・介護

2022年2月1日 火曜 午後7:30

塩野義製薬が治験を進めている新型コロナウイルスの飲み薬についてその有効性に注目が集まっている。

塩野義「飲み薬」効果ありこの飲み薬は感染初期に1日1回、5日間服用することが想定されている
。塩野義製薬は最終段階の治験で飲み薬を3回投与されたグループは、有効成分が入っていない偽薬を投与されたグループに比べて、感染性のあるウイルスが63%から80%減っていたと発表した。

この新型コロナ用の飲み薬というのは世界でまだ3つしか開発が進んでいない。1つ目は「モルヌピラビル」で、これはアメリカの製薬大手メルクが開発してすでに日本でも使われている。

そして2つ目が「パクスロビド」でこれはアメリカのファイザーが開発して1月に日本で承認申請した。政府は今月中にも使えるよう目指している。

そして3つ目が日本の塩野義製薬の飲み薬で、国産で唯一の飲み薬だ。今開発の最終段階だがすでに生産も始まっている。生産工場の映像を見ると、白くて丸い錠剤を、先を見据えて2021年12月からたくさん作っている。
最終的な治験が終わって承認されれば、いつでも手元に届く状況だという。海外のものだと供給量が限られてしまうが、国産ならば供給が安定する。

生産されてるのになぜ使えるようにならないのか?というと、その安全性や有効性を確かめるための治験が遅れてしまっているからだという。

大きな理由として承認には約2000人の治験が必要となるが、その治験をする患者がなかなか集まらないことが挙げられている。治験には全国の患者を直接訪問して、「新しい薬を試してもいいかどうか」その意思確認が必要になってくる。

その際に3つの手順があるという。まず、そもそも治験の話をしてもいいかどうか?新型コロナに感染し動揺している患者に対して治験の話をいきなりしていいのか、その「確認」が必要となる。

「いいですよ」となった時に次のステップに。その治験の「詳細」を説明する。

それに「同意」を得られればそこでようやくこの治験に参加、という段階がある。

さらに2021年10月以降は国内の新規感染者が急激に減少した結果、治験をできる人が少なくなったことも遅れた要因に挙げられる。感染者数が減るのは良いことだが、治験という視点から見ると、なかなか進まないひとつの要因になってしまったという。

東京都が全面協力

その後はオミクロン株で感染が拡大して治験者は増えてきているという。そんな状況の中、東京都の小池都知事も立ち上がった。1月末に小池知事は会見で「塩野義は先を見据えて生産を開始している。新薬を使うためには治験が必要。都民の協力をお願いしたい」と治験に東京都が全面協力することを発表した。この塩野義製薬の国産飲み薬はオミクロン株にも効果があるということが確認されている。早期の承認を目指し、2021年度末中に100万人分を生産する予定だ。

(イット!2月1日放送分より)