そろった素材をどう生かすか。
「勝てるチームなんですよ、(でも)勝てないんですよ。スタンドで見ていて歯がゆさあった」
昨年10月の就任会見でそう語った岡田彰布監督のマネージメント力。
これまでの補強頼みから素材重視に転換した。
岡田監督の手腕がまず注目されたのは合理的な采配である。
実績にとらわれずに、より良い結果を出しそうな選手を見抜き起用を続けてきた。
選手との関係性など「私情」を挟まず、戦術を含めてより良い結果が出るか確立が高い方を選ぶ。
ポジションや打順をコロコロ変えずに固定した。
適材適所で役割を明確化し、自身の「武器」を生かせる仕事に集中できる状態を作ったことも、力を発揮させる要因となった。
「普通にやったらええんよ」
勝つためにできること、やるべきことを堅実ににゃる。
自信を持って「普通」を貫き、「勝てるチーム」を実現させた。
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