みつとみ俊郎のダイアリー

音楽家みつとみ俊郎の日記です。伊豆高原の自宅で、脳出血で半身麻痺の妻の介護をしながら暮らしています。

先週末もレッスン、リハーサル、打ち合わせなどで

2009-10-05 23:04:36 | Weblog
先週末もレッスン、リハーサルその他の用事で

東京に滞在。今日(月曜)伊豆に帰宅。
日曜はオペラシティに韓国のインチョン・フィルハーモニニック管弦楽団を聞きに行く。
66年が初コンサートだというから40年ちょっと歴史のあるオケ。女性団員がかなり多い。弦が半分以上女性だし、フルートとオーボエは全員女性。ブラスでもチューバが女性だったのはちょっと驚き(女性オケを主宰している私が驚くのもオカシイけど。笑)。
演奏は丁寧だけど、弦の音が小さいのと管のバランスが悪いのが気になった。管がちょっと弱いのかナ?フルートの3人の間でも時々音程悪くなるし、クラの 1stと 2ndの音のバランスが悪い。ブラスはちょっと吹き過ぎ(よくあることだけど)な感じがした。弦は50人以上( 1st13、2nd13、vla8、vc10、cb8)もいてそれほど大きな音にはならないのは何か問題があるような気がした。そういえば、メンデルスゾーンの協奏曲を弾いたヴァイオリンのシン・アラーという人の音量も小さいのが気になった。音程はメチャクチャいい人だったし、ものすごく丁寧に演奏する人なので演奏はとても好感がもてたのだけど音量の小ささは楽器のせいなのかナ?
でも、このオケの印象は悪くない。中国人指揮者の棒に団員がすごくよく応えている感じがとても気持ちがよかった。
ただ、それにしても韓国には30もプロオケがあるというのはちょっと驚きだ。
日本でさえプロオケは24しかないのに、もっと国土の狭い韓国で30という数字は一体何を意味しているのだろう?
韓国人の方が日本人よりも音楽好き? 音楽事情が違う?
韓国の音楽事情にそれほど詳しくない私としては誰か詳しい人にでもその辺の解説を聞きたい心境だ。

今週は台風で雨模様。今週はきっと大島も見えない日が続くのだろうナ。