第二弾はアルバム「私奔」から、「午後のせみの声」という歌を選びました。
このうた、コンサートでも聴いたことないし、カラオケにも入ってないのですが、多分素敵な詩だと思うのです。
さ、どうかな?
午後的蟬聲
作詞:陳昇 作曲:陳昇 編曲:江建民
老奶奶匆忙走來 抱住我說
祖母があわてて走ってきて、僕を抱きすくめて言った
※動詞+住 は、動作がとどまってる感じを表してる。
抱くがとどまってるから、抱いてそのままじっとする感じかな?
孩子千萬別這麼做 你看著我
ぼうや、絶対にこんなことしちゃだめよ。 僕を見ながら
※千萬別:強い否定
秋天的蟬只有七天好活 生命它來去太匆匆 就讓牠飛舞在天空
秋のセミはたったの7日間しか生きられない。
命というものはとても忙しく過ぎていき。
そして天に召されて行く
善良的心 蟬兒會知道的
善良な心 セミたちはわかるんだよ
西瓜皮和鼻涕 伴隨著我
スイカの皮と鼻水 僕といっしょだった
在夢中才出現童年 彷彿如昨
夢の中にやっと出てきた幼いころ まるで昨日のよう
老奶奶坐在籐椅上面看著我 帶著我的孩子 要尋找樹梢的蟬聲
祖母は籐椅子に座ってぼくを見ている
僕は自分の子供を連れて
木の枝にセミの声を探す
那年的事 奶奶不記得牢
あの年のこと 祖母は覚えてはいない
※牢記:牢牢的記住、切實記住
生命像一首透明的歌 輕柔的唱著沒有重覆
命はまるで透明な歌のよう
やわらかに歌って二度と繰り返さない
老奶奶笑著在夢中 回到她自己的童年
祖母は夢を見て笑っている 彼女の子供時代に戻っている
孩子問我生命是什麼 像一首歌吧 我的孩子
命ってなあに? と子供が僕にきく
歌みたいなものだよ
僕の子供よ。
OS:你看,秋天的蟬只能活七天,但是牠們都愛唱歌。我們來唱歌吧!
ほらごらん。秋のセミは7日間しか生きられない。
でもセミたちはみんな歌が大好きだね。
僕らも一緒に歌おう!
この歌詞、あまり上手く訳せなかったけど、
構成が面白く巧みですね。
まず、自分の夢の中に出てきた、幼いころの自分と祖母の記憶。
子供の自分は、きっとセミをいじめてたんでしょうね。
子供ってよくそういうことしますよね。
乱暴につかんだりとか、あるいはもっと残酷なことも・・・
そして現在の祖母と自分と自分の子供。
今の自分は子供に昔祖母から聞いたとおりの話を聞かせる。
そのころ祖母はたぶんもう恍惚としてて、あまり昔のことを思い出せなくなってる。
きっと夢で子供に帰ってるんだろう想像する。
セミの一生に、祖母の一生も合わせてみる。
そして命は歌のようなものだと思う。
命が歌のようなものというのが昔はぜんぜんピンと来なかったのですが、
今ならわかります。
歌といってもこれは「書かれた歌」ではなくて、今現場で歌われる歌のことですね。きっと。
一回限り、そしてはじめと終わりがある。
二度と同じ繰り返しはできない。
このうた、コンサートでも聴いたことないし、カラオケにも入ってないのですが、多分素敵な詩だと思うのです。
さ、どうかな?
午後的蟬聲
作詞:陳昇 作曲:陳昇 編曲:江建民
老奶奶匆忙走來 抱住我說
祖母があわてて走ってきて、僕を抱きすくめて言った
※動詞+住 は、動作がとどまってる感じを表してる。
抱くがとどまってるから、抱いてそのままじっとする感じかな?
孩子千萬別這麼做 你看著我
ぼうや、絶対にこんなことしちゃだめよ。 僕を見ながら
※千萬別:強い否定
秋天的蟬只有七天好活 生命它來去太匆匆 就讓牠飛舞在天空
秋のセミはたったの7日間しか生きられない。
命というものはとても忙しく過ぎていき。
そして天に召されて行く
善良的心 蟬兒會知道的
善良な心 セミたちはわかるんだよ
西瓜皮和鼻涕 伴隨著我
スイカの皮と鼻水 僕といっしょだった
在夢中才出現童年 彷彿如昨
夢の中にやっと出てきた幼いころ まるで昨日のよう
老奶奶坐在籐椅上面看著我 帶著我的孩子 要尋找樹梢的蟬聲
祖母は籐椅子に座ってぼくを見ている
僕は自分の子供を連れて
木の枝にセミの声を探す
那年的事 奶奶不記得牢
あの年のこと 祖母は覚えてはいない
※牢記:牢牢的記住、切實記住
生命像一首透明的歌 輕柔的唱著沒有重覆
命はまるで透明な歌のよう
やわらかに歌って二度と繰り返さない
老奶奶笑著在夢中 回到她自己的童年
祖母は夢を見て笑っている 彼女の子供時代に戻っている
孩子問我生命是什麼 像一首歌吧 我的孩子
命ってなあに? と子供が僕にきく
歌みたいなものだよ
僕の子供よ。
OS:你看,秋天的蟬只能活七天,但是牠們都愛唱歌。我們來唱歌吧!
ほらごらん。秋のセミは7日間しか生きられない。
でもセミたちはみんな歌が大好きだね。
僕らも一緒に歌おう!
この歌詞、あまり上手く訳せなかったけど、
構成が面白く巧みですね。
まず、自分の夢の中に出てきた、幼いころの自分と祖母の記憶。
子供の自分は、きっとセミをいじめてたんでしょうね。
子供ってよくそういうことしますよね。
乱暴につかんだりとか、あるいはもっと残酷なことも・・・
そして現在の祖母と自分と自分の子供。
今の自分は子供に昔祖母から聞いたとおりの話を聞かせる。
そのころ祖母はたぶんもう恍惚としてて、あまり昔のことを思い出せなくなってる。
きっと夢で子供に帰ってるんだろう想像する。
セミの一生に、祖母の一生も合わせてみる。
そして命は歌のようなものだと思う。
命が歌のようなものというのが昔はぜんぜんピンと来なかったのですが、
今ならわかります。
歌といってもこれは「書かれた歌」ではなくて、今現場で歌われる歌のことですね。きっと。
一回限り、そしてはじめと終わりがある。
二度と同じ繰り返しはできない。