大型連休のとある憲法記念日、久しぶりに近所の「コンビニ」に出掛けました。
郵便ポストが店内にある「コンビニ」です。
店内にある「銀行ATM」で現金を引き出した後、「〇〇市大型ごみ等処理手数料納付券」を購入するために
レジの前に並んで順番待ちをする人の列に加わりました。
食料品、飲料などの購入は、「コンビニ」より1~2割価格の低い「食料品スーパー」を利用しますので、
滅多には「コンビニ」で買い物しません。
最近改装されたようで、以前訪れた時とは様子が変わったように感じて、レジの周辺を眺め回していたところ、
あることに気付き唖然としました。
レジの後ろの壁に取り付けられた特設の棚に、夥(おびただ)しい数の「たばこ」が並んでいたのです。
あれっ、いつの間に「たばこ復権」かと、見紛(みまが)うばかりに、実に200種ものパッケージが、棚の上所狭しとばかりに、
横に50個ずらっと、縦4段ぎっしりと、50×4=200個、並んでいました。
私の前に並んでいたおばちゃんだか中年女子は、買い慣れた口調で、パッケージに付けられた番号をレジの店員に告げていました。
「たばこの害」が言われて久しいのに、そんなこと何処(どこ)吹く風といった感じです。
「JT」も「コンビニ」も相変わらずよくやるわい、とあきれて店の外に出てみると、ありましたよ大きな看板が。
赤色の太文字で、「酒・たばこ」、「銀行ATM」。
古今東西、いいことばかりしていては大会社にはなれませんネ。
町の酒屋さん、たばこ屋さんの閉ざされたシャッターの前に自販機が並んでいる風景も見慣れたものになりました。
「向こう横丁のたばこ屋」の看板娘も後期高齢者になりましたとさ。