「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

酒・たばこ・銀行ATMあります 2016・05・04

2016-05-04 08:15:00 | Weblog



  大型連休のとある憲法記念日、久しぶりに近所の「コンビニ」に出掛けました。

  郵便ポストが店内にある「コンビニ」です。

  店内にある「銀行ATM」で現金を引き出した後、「〇〇市大型ごみ等処理手数料納付券」を購入するために

 レジの前に並んで順番待ちをする人の列に加わりました。

  食料品、飲料などの購入は、「コンビニ」より1~2割価格の低い「食料品スーパー」を利用しますので、

 滅多には「コンビニ」で買い物しません。

  最近改装されたようで、以前訪れた時とは様子が変わったように感じて、レジの周辺を眺め回していたところ、

 あることに気付き唖然としました。

  レジの後ろの壁に取り付けられた特設の棚に、夥(おびただ)しい数の「たばこ」が並んでいたのです。

  あれっ、いつの間に「たばこ復権」かと、見紛(みまが)うばかりに、実に200種ものパッケージが、棚の上所狭しとばかりに、

 横に50個ずらっと、縦4段ぎっしりと、50×4=200個、並んでいました。

  私の前に並んでいたおばちゃんだか中年女子は、買い慣れた口調で、パッケージに付けられた番号をレジの店員に告げていました。

  「たばこの害」が言われて久しいのに、そんなこと何処(どこ)吹く風といった感じです。

  「JT」も「コンビニ」も相変わらずよくやるわい、とあきれて店の外に出てみると、ありましたよ大きな看板が。

  赤色の太文字で、「
酒・たばこ」、「銀行ATM」。

  古今東西、いいことばかりしていては大会社にはなれませんネ。

  
  町の酒屋さん、たばこ屋さんの閉ざされたシャッターの前に自販機が並んでいる風景も見慣れたものになりました。

  「向こう横丁のたばこ屋」の看板娘も後期高齢者になりましたとさ。  






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする