「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

FIAT LUX 光あれ & Day-O デイ・オー Long Good-bye 2022・09・05

2022-09-05 04:32:10 | Weblog



  今日の「 お気に入り 」は 、どこかの 、どなたかのブログ で読んだ記述 。

  「 ラテン語で『 ( 人々に ) 食べ物あれ 』という意味を持つ
   " fiat panis " という言葉があり 、『 フィーアト・パニス 』と読む 。」

  「 fīat は『 なる 、生まれる 』を意味する不規則動詞 fīō , fierī の接続法・能動態・
   現在、3人称単数 。『 願望 』を表す接続法で 、主語にあたるものが
  『 生まれますように 』という意味になる 。または 3人称への『 命令 』
   の意味をこめた表現ともみなせる 。『 生まれよ 』の意 。」

  「 panis は 『 パン 、生命の糧 』。従って 、" fiat panis " は 『 ( 人々に ) 食べ物あれ 』。
   イタリアはローマに本部がある FAO ( 国際連合食糧農業機関 、
   英語: Food and Agriculture Organization of the United Nations
   のロゴマークにある言葉 。」

  「 " fiat lux " は 、『 フィーアト・ルクス 』と読む 。lux は『 光 』で 、fiat lux
  『 光が生まれますように 』または『 光あれ 』 。」

  「 英語の訳は 、" fiat panis " が " let there be bread " 、" fiat lux " が " let there be light " 。」

  「 イタリアの自動車メーカーにフィアットという会社がある 。
   『 社名の FIAT とは Fabbrica Italiana Automobili Torino の頭文字
   を取ったものである 』 。ラテン語の fiat 『 なる 、生まれる 』
   も念頭に置いて考えられた社名 」とか 。

   今日の 、もう一つの「お気に入り」は 、土曜朝のラジオ番組で聴いた
  ハリー・べラフォンテ 歌う「 バナナ・ボート 」
   ジャマイカ人の港湾荷役夫がバナナを船に積み込むときに歌う嘆きの労働歌
  であることを 、この歳になって初めて知りました 。
                               ( 子供の頃 、意味もわからず 、
  「 Day-o, Day-ay-ay-o ♫            ♫ デーイ・オー・デイ・エイ・エイ・オー  
   Day-light come and me wan' go home     デライ・カムマミ・ワン・ゴー・ホーム (^^♪と  
   Day, me say day, me say day, me say day     口ずさんでました 。ヒアリング出来てる 。 )
   Me say day, me say day-ay-ay-o
   Day-light come and me wan' go home

   Work all night on a drink of rum
   Day-light come and me wan' go home
   Stack banana till the mornin' come
   Day-light come and me wan' go home

   Come, Mister tally man, tally me banana     
   Day-light come and me wan' go home
   Come, Mister tally man, tally ma banana
   Day-light come and me wan' go home

   It's six foot, seven foot, eight foot BUNCH!
   Daylight come and me wan' go home
   Six foot, seven foot, eight foot BUNCH!
   Day-light come and me wan' go home
 (^^♪

         ( 後 略 )               」

    ( 筆者註 : ・「 『 バナナ・ボート・ソング 』( Banana Boat Song )、
           または デイ・オー( Day-Oは 、ジャマイカの民謡の
           一形態である メント の曲で 、ジャマイカ人の港湾荷役夫
           の労働歌である 。
            最もよく知られているバージョンは 1956年に ニューヨーク
           出身の黒人歌手 ハリー・ベラフォンテ が唄い アメリカ合衆国
           でヒットしたものである

           概 要
            この曲は しばしばメントではなく カリプソである と説明され
           るが 、これは1957年当時のアメリカ合衆国では メント の知名
           度が低く 、より有名なジャンルであるカリプソとして売り出さ
           れたからである 。
            出だしに 、Day-o, day-ay-ay-o( デイ・オー・エイ・エイ・エ
           イ・オー )と叫ぶ部分があるほか 、『 もうじき日が昇る 。オ
           イラは つらい仕事を終えて家に帰りたいんだ 。tally man( 伝票
           をつける人 )さん 、バナナを数えてくれ … 』という内容の歌詞
           が繰り返される 。オリジナルは 、バナナを積み出す港で荷役に
           従事していた人たちの労働歌である

            日本では 1957年 、マンボに続く『 ラテン音楽 』として カリプソ
           ブーム が起こり 、その代表的な曲として紹介された 。
           ベラフォンテ本人のバージョンは 、日本ビクター S-289として発売
           ( SP盤 。B面は『 さらばジャマイカ 』)。
            日本語盤では キングレコードが 江利チエミ 、コロムビアが 旗照夫 、
           ビクターが 浜村美智子 をそれぞれ起用して競作した 。その中でも
           特に 浜村盤 が最大の売り上げを記録する 。新人の浜村のバージョン
           が 一番ヒットしたのは 、浜村の傍若無人な態度が曲のイメージ作り
           に寄与したためである 。この『 誤った 』カリプソ解釈に憤慨して 、
           中村とうようが 評論家デビューをした 。
            また 、『 明星チャルメラ・デラ 』( 1979年・若山富三郎 、岸本
           加世子出演 )をはじめ 、数多くのCMで当曲の替え歌が使われている 。」

         ・「 ハリー・ベラフォンテ Harry Belafonte 、1927年3月1日 - )は 、
           アメリカ合衆国の歌手 、俳優 、社会活動家 。
           『 バナナ・ボート 』などのヒット曲や『 ウィ・アー・ザ・ワールド 』
           を送りだした 。『 USA フォー・アフリカ 』の提唱者 として知られる 。
           来歴・人物
           『 バナナ・ボート 』
            ニューヨーク市ハーレム生まれ 。父親は 仏領マルティニーク系黒人 、
           母は ジャマイカ系である 。1956年に『 バナナ・ボート 』が世界的な
           大ヒットとなり 、アルバム『 カリプソ 』も当時としては珍しいミリ
           オンセラーを記録し 、一躍スターとなった 。
           『 バナナ・ボート 』はジャマイカの労働者がバナナを船に積み込む
           ときに歌う労働歌を元に作られた曲で 、"Day-o, Day-ay-ay-o ・・・
            Day, me say day, me say day, me say day Me say day, me
           say day-ay-ay-o
・・・"。という掛け声が特徴的 。この掛け声の
           語感のコミカルさから 、日本でも浜村美智子や江利チエミのカバー
           バージョンがヒットした 。またその後も『 マティルダ 』や『 ダニー・
           ボーイ 』などの世界的なヒット曲を連発した 。
            ベラフォンテのコンサートを観た三島由紀夫は 、「 ベラフォンテが
           どんなにすばらしいかは 、舞台を見なければ 、本当のところはわから
           ない 。ここには熱帯の太陽があり 、カリブ海の貿易風があり 、
           ドレイたちの悲痛な歴史があり 、力と陽気さと同時に繊細さと悲哀が
           あり 、素朴な人間の魂のありのままの表示がある 。そして舞台の上の
           ベラフォンテは 、まさしく太陽のやうにかがやいてゐる 。( 中略 )
           歌はれる歌には 、リフレインが多い 。全編ほとんどリフレインといふ
           やうな歌がある 。これは民謡的特色だが 、同時に呪術的特色でもある 。
           わづかなバリエーションを伴ひながら『 夏はもうあらかた過ぎた 』
           ( ダーン・レイド・アラウンド )とか『 夜ごと日の沈むとき 』
           ( スザンヌ )とかいふ詩句が 、彼の甘いしはがれた声で 、何度となく
           くりかへされると 、われわれは 、ベラフォンテの特色である 、暗い
           粘つこい叙情の中へ 、だんだんにひき入れられる 。声が褐色の幅広い
           リボンのやうにひらめく 。われわれは 、もうその声のほかには 、
           世界中に何も聞かないのである 。( 中略 )( 私は )『 バナナ・
           ボート 』や 、たのしい『 ラ・バンバ 』をことに愛する
」と 、
           その歌声を絶賛した 。
           社会活動
            日本でもよく知られているように 、ベラフォンテは アメリカのフォーク
           リヴァイヴァル運動を支えた一人であり 、多くの民謡を取り上げた 。
           また 、演奏するフォークソングなどの楽曲には 核兵器 、人種差別や戦争
           に対するプロテスト( 抗議 )を込めたものが多く 、音楽を越えて公民権
           運動 、ベトナム戦争反核運動に積極的に携わっている 。
            また ハリーは 自身のテレビ番組のプロデューサーとして 、1960年に黒人
           では初めてエミー賞を受賞した 。以降は財団を設立して黒人の地位向上の
           ために力を注ぎ 、公民権運動に積極的に関わるなど 、音楽よりも社会活動
           家として活躍するようになる 。1963年には 、アラバマ州のバーミングハム
           市でバーミングハム運動中の運動家キング牧師が投獄されたことを受け 、
           保釈金を用意して彼を保釈させている 。
            1985年には『 USA フォー・アフリカ 』の提唱者として 、アフリカの飢餓
           救済のために 、マイケル・ジャクソンやブルース・スプリングスティーン 、
           スティービー・ワンダーやシンディ・ローパーなどのアメリカのスーパー
           スターたちを集結させた 。
            反体制的な過激な発言で物議をかもすことがたびたびあった 。かつては
           マッカーシズムによる赤狩りに巻き込まれ 、『 ハリウッド・ブラック
           リスト 』に名前を連ねる事にもなった 。最近では ジョージ・ウォーカー・
           ブッシュ政権の黒人閣僚であるコリン・パウエルやコンドリーザ・ライスの
           ことを『 白人の主人に媚びる奴隷 』と痛烈に批判 。また 2006年には
           反米色を強めるベネズエラのウゴ・チャベス大統領のもとに訪問し 、
           『 世界中にいかなる暴君がいようとも ブッシュこそ最大のテロリストだ 』
           と意見を述べて大きな反響を呼んでいる 。
           俳 優
            一方 、俳優としても活躍し 、多くの作品に出演している 。2006年には 、
           エミリオ・エステヴェス監督の映画『 ボビー 』で 、老いに悩むホテルの
           元ドアマンを演じた 。ちなみに 、この作品で重要な意味合いを持つキング
           牧師 、ロバート・ケネディ とは個人的にも親交があった 。 」
           以上ウィキ情報 。ちょっと長い引用になりました 。
            べラフォンテさん 、今 95歳 、長命でいらっしゃる 。 ) 
 


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