「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

2012・09・10

2012-09-10 07:00:00 | Weblog
 


今日の「お気に入り」は、以前朝日新聞に掲載された大岡信さんの「折々のうた」の中で紹介された歌一つ。


  二十年へだてて会へばかの日々に
     悪(にく)みし顔の老いてちひさき

                (川島喜代詩)


 
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2012・09・09

2012-09-09 07:00:00 | Weblog




今日の「お気に入り」は、明治中期の評論家、高山樗牛(1871-1902)の言葉。


 「天にありては星、地にありては花、人にありては愛、これ世に美しきものの最たらずや。」





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2012・09・08

2012-09-08 08:00:00 | Weblog




 今日の「お気に入り」は、以前朝日新聞に連載された大岡信さんの「折々のうた」の中で紹介された歌をいくつか。

  果実のように見えないままで内部から甘く腐ってゆく時代です

  見えないものはないことにしてやり過ごし見えないものに復讐される

  ひっそりと墜ちてゆく人知らぬげに由緒正しき社会は眠る

                          (さとう ますみ)





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鶴見松渕 四季の俳画 2012・09・04

2012-09-04 07:00:00 | Weblog
今日の「お気に入り」。


  悠久の流れ落して秋深む

          (鶴見松渕)



(句・書・画:鶴見松渕 つるみしょうえん)

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鶴見松渕 四季の俳画 2012・09・03

2012-09-03 07:00:00 | Weblog
今日の「お気に入り」。


  千年の石衣くずれて秋地蔵

          (鶴見松渕)



(句・書・画:鶴見松渕 つるみしょうえん)

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鶴見松渕 四季の俳画 2012・09・02

2012-09-02 08:00:00 | Weblog
今日の「お気に入り」。


  石仏の肩まで埋めて萩そよぐ

          (鶴見松渕)



(句・書・画:鶴見松渕 つるみしょうえん)



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鶴見松渕 四季の俳画 2012・09・01

2012-09-01 08:00:00 | Weblog
今日の「お気に入り」。


  魚信きて一竿めざむ野分波

            (鶴見松渕)


(句・書・画:鶴見松渕 つるみしょうえん)




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