高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

中洞(なかほら)牧場からのお客様

2015-01-17 09:00:00 | 日記
14日午後、マスメディアでも有名な岩手県の中洞(なかほら)牧場から
南国市の斉藤牧場にお客様が来られました。
日本でホントの山地酪農を実践している数少ない農場の一つ。
で、山地酪農を愛する会会長のMさんとともにお邪魔~~。

中洞(なかほら)牧場。
われらが斉藤牧場より山がなだらか。


まずはお客様、斉藤さん家族、私たちで
試飲をしながら酪農の状況について話をうかがいました。
(いちばん左が中洞(なかほら)さんです)


自慢の牛乳を原料にした乳製品を
自社工場で作っているのも特徴の一つ。


かつて、日本で山地酪農をめざした牧場はたくさんあったそうです。
日本の地形にも自然にも合っていたから。


それが何故、今のような輸入濃厚飼料に頼るようになったのか。
国策・輸入穀物メジャー・業界の自主ル-ル・地形による制約・農場の広さ。。。
原因は様々。

中洞(なかほら)さんが全国津々浦々実際に訪問してみて分かったのは
全国20,000軒いる酪農家の中で「山地酪農」と呼べるのは5軒だけ。
もちろん、斉藤牧場は正真正銘の山地酪農です!
ノンホモ牛乳を飲んで「紙パックでもここまで美味しいならすごいです。」
との中洞(なかほら)さんの感想に一同納得。
わたしたち「土といのち」自慢の一品ですから。

この日、斉藤さん(奥様)のFBには
今日の訪問に関する斉藤さんの思いがつづられてました。
転載させてもらます。
「酪農業界は問題が山積しています。
すべてを解決するには完全放牧、輸入飼料に頼らず、
日本の山地を利用した山地酪農の他にはない、
次世代に残せる酪農をと、熱く語られました。
斉藤牧場も全国に数少ない山地酪農実践牧場として、
担う役割がたくさんあります。
たいへん勉強になりました!」

最後にはいパチリ。


おまけの話・・・
岩手からはるばる高知までやってきたのは
高知大丸で「2015 オールTBS おめざ感謝祭」
なるものが催されているからだそうです。
都会では行列しないと買えないようなグルメを売ってるんだとか。
中洞(なかほら)牧場の製品いろいろあるそうです。
ちなみに 開催日時:1月8日(木)→19日(月)
場所:高知大丸本館5階催会場(最終日は午後5時閉場)

★ 中洞(なかほら)牧場のHPは(こちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする