高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

宇和島の石鹸屋だより

2015-11-26 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
愛媛県宇和島市 八坂石鹸 増田明宏です。

溶けやすい洗濯法
 
全自動洗濯機が普及して、


粉石けんの使用が減ってきたので、
全自動洗濯機用の粉石けんを開発しようと思い、
作ったのがアルカリ剤と漂白剤。


この2製品は、石けん分を減らし、
アルカリ剤を多くしたものです。
従来の粉石けんよりは、溶けやすくなったと思いますが、
使われた量は、従来の粉石けんの半分も行きません。
今まで使っていた粉石けんを溶かして洗濯する方が多いので、
余分なものを入れた石けんより、使いやすいのでしょう。

そこで溶けやすい方法はないものかと、
PCで調べてみたところ、ありました。
知りませんでした。
三友式洗濯法というのがありました。

従来の洗濯法は、
洗濯ものを入れその上に粉石けんをふりかけ、水を出しながら回転する。 
粉石けんをトロトロにし洗濯機に入れる。
水に溶かした粉石けんを使う
等です。

でも三友式洗濯法は、簡単でした。
先に洗濯槽の底に石けんを振りかけておき、
汚れた洗濯ものをその上に入れ、
一気に水を張るという方法です。
でも、お風呂の残り湯を使ってです。
洗濯物の重さで粉石けんが溶けやすいということです。
忙しい人は、必見です。
やってみてください。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』12月号より転載しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする