高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

宇和島の石鹸屋だより 6月30日記

2018-08-13 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
愛媛県宇和島市 八坂石鹸の増田明宏です。

8月は、石けん月間です。夏は、洗濯物が多く使われるので年に一度サービス期間を設け、10%引いています。
しかも液体石けんや粉石けん2kg以上には、洗濯固形石鹸を付けています。

さて、いつも3kgの粉石けんを使っている方からお話を伺いました。


最近、洗濯機を替えたそうです。
私が推奨していた三友式洗濯法(洗濯槽に粉石けん振りかけ、その上に洗濯物を置きスイッチを入れる)で
洗濯をしていたのですが、 粉石けんが溶けず
洗濯物に付いてしまっていたので、2度洗いしたとのことです。
どうも全自動洗濯機も種類があり 回転が弱い製品の様です。
最近の全自動洗濯機は合成洗剤用に出来ていて
石けん持っている溶解性や分散力では 対応ができなくなっています。
やはり昔ながらの二層式洗濯機が一番合っているのかな。
粉石けんをきちんと溶かして使うのがベストなんですが。
 
でも、粉石けんにも溶けやすくしたアルカリ剤配合や漂白剤配合石けんなら、
回転力の弱い全自動洗濯機にも対応できますよ。


従来の3kgの粉石けんを使われている方でも、
回転力の強い全自動洗濯機もあると思いますので 従来の三友式洗濯法でも対処できるのでは。
洗濯機も大型になり複雑な機能が付き、粉石けんが使いにくくなっているようです。
合成洗剤の使用量が増えているのは、石けんの不便さもあるようです。

8月は、リサイクル石鹸類を使って石けん月間を楽しんでください。
よろしくお願いいたします。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2018年8月号より転載しました。
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