高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

にこにこ通信 11月30日記

2018-12-12 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
南国市 井上農園の井上正雄です。

今年はいろいろお世話になりました。

有機JAS制度が2000年にできて今年で19年になります。
初年度に井上正弘氏とグループを作り、今まで一緒に取り組んできましたが、
この制度は生産者にとって決して良い事は多くありません。

1年間の作業を毎日記録して、
その他に、使用した肥料・資材・種子・JASのシールの使用した売り先(相手)と枚数等も全て記録して、
年に一度、国の認定を受けた検査官が現地に検査に来て、それらの書類を全て目を通し、
その上、肥料・農機具・農作業場と認定圃場等全てを見て回ります。
今日(11月30日)朝6時30分から12時前までかかりました。

午後から正弘氏宅へ、検査官を案内して行って2時間位かかり、
最後にみかん山を見に行ってびっくりしました。
昨年はみかんの樹が1/3位カミキリ虫にやられていましたが、
今年は昨年よりひどくて、全体の1/3以下位にまでに良い樹が減って、
ほとんど出荷できない位になっていました。

息子さんが一人で、ほとんど草刈りばかりに手をとられて世話ができなかったと言っていました。
来年からどうしようかと言っていましたが、
私も自分の仕事が一杯で何もできず、ほんとうに気の毒に思いながら帰ってきましたが、
皆様はこの現状を知ってどう思われますか?・・・・・・・・・

ハブ茶について
先月ハブ茶について書かしていただきましたが、
今月は、注文を受けた皆様にハブ茶の製品を届けるため、
1万円以上かけて鉄のなべを買いまして炒ってみろうかと思っていますが、
なにしろ初めてで、どれ位の状態にして良いのか全く分からず、手さぐりでやりますので、
届いたら又いろいろと御意見がありましたら連絡してください。
改善してやりますので。
よろしくお願いします。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2019年1月号より転載しました。
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