津野町 天竺舎の雨宮智子です。
こんな冬でよいのかな~~~
先のことを考えると(来年の夏とか、10年後のこととか)おおいに不安になるのですが、
寒がりの私にとっては、なんともすごしやすい日々です。
ちゃんと着ていれば火の気もいらず(ストーブはたいてます、時々、なくてもOK?)、
水道の水で食器も洗える。
ほんとは喜んではいけないのでしょうけど、やはりラクです。
(湯タンポは、それでも使っています!)
しばらく留守(私が出かけていただけ)にしてもどってみると、
風呂は水がもり、洗濯機は動かなくなり、大事な電灯が故障し、
郵便受けのフタがこわれてて(これはずっと以前から)、
床のたわみがひどくなり、合板の壁がはがれかけ……。
この地へ来て、ずい分の月日の経ったことを実感いたしました。
感慨にふけっていても日々の暮らしはどうもならないので、まずは洗濯!
25年も働いていた洗濯機、そりゃこわれるわーと思い乍ら、
こわれる原因ともなった土台の修理が終わるまで手洗い。
インドにいた頃は10年間も毎日こうやってたんだ…
と懐かしく思いながら、やりましたよ!
やはり手洗いはきれいになる…なんて思いながら、でも絞るのが…しんどい。
一日で乾かない。脱水機だけでもあればな…と思いました。
風呂の方は作ってくれた左官さんにきてもらって、
いろいろやってもらいました。(洗濯機の土台作りもしてもらいました)
それでも漏るのですが、だいぶましになりました。
風呂釜の排水溝近くに穴があいているかもしれないとのこと、
まあ、だましだまし使っていくしかないようで、
釜をかえるのはたいへんみたいだし(何日も風呂に入れないのは悲しい!)
う~ん、何かの象徴のような “だましだまし…”
この左官さん、たいへん几帳面というか、きちんとしていて、
左官さんという仕事柄なのか、個性なのか、
落ち葉のたまった外の流しの落ち葉はきれいに取り除いてくれるし、
仕上げに焚き口周辺をきれいにはいておいてくれるし、
いらなくなった石ころなどを集めて積んでおいてくれるし…
頭が下がります。(且つ、我身を多いに反省)
まあ、とにかく、風呂も一応入れるし、
真新しい洗濯機も電灯も買いました。
郵便受けは直してます。
床や壁はーう~~ん。
教訓:金は尽きても苦労は尽きぬ
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2019年1月号より転載しました。