愛媛県宇和島市 八坂石鹸の増田明宏です。
最近、石けんに助剤として入れているアルカリ剤類
(炭酸ソーダ・セスキ炭酸ソータ゛・重炭酸ソーダ)だけの洗濯が増えていると聞きます。
石鹸屋は首をひねっていました。
そもそも、それ自体の洗浄力よりも 石鹸などの界面活性剤と配合して、
助剤としての効果を期待するものだと思っていましたから。
そこでソーダの中で一番PHの強い炭酸ソーダで実験洗濯をしてみました。
水を40L使うためソーダを40g入れての洗濯です。
いつも3kgの粉石けんで洗っているため、それと比較しての感想です。
毎日下着などは洗っており、そんなに汚れているとは思えませんが、
粉石けんを使った洗濯とあまり変わりませんでした。
そこで汚れのひどい軍手などを洗ってみたところ、
汚れの残りがあり、落ちているとは、言えません。
重曹(重炭酸ソーダ・粉石けんの助剤としてPHが弱い)と
炭酸ソーダを配合してセスキ炭酸ソーダを作ってみました。
昔からセスキ炭酸は高価で洗濯用にはもったいない物でした。
実際 問屋さんに問い合わせをしても製品がなく、作られていませんでした。
それで思いついたのが炭酸ソーダと重曹を一対一で混ぜ合わせ、
PHを調合してセスキ炭酸ソーダにすることです。
炭酸ソーダのPHは11、セスキは10、重曹は8 位のアルカリです。
石鹸屋は、セスキ炭酸ソーダーが衣類の洗濯助剤としてベストだと思っています。
ただ価格が高く、使用はされていません。
実験の結果、軽い汚れならば、セスキや炭酸でも使えると思います。
ただ化学物質なので使いすぎると繊維を傷める恐れがありまので要注意です。
八坂石鹸でもPHの強い炭酸ソーダは20%までと決めています。
そんな実験結果で、石鹸屋としては驚きでしたが、
泥んこ汚れには3kgの粉石けん、
普通の汚れには、アルカリ剤粉石けんやその他の石鹸類を使うことがベストだと思っています。
最近、石けんに助剤として入れているアルカリ剤類
(炭酸ソーダ・セスキ炭酸ソータ゛・重炭酸ソーダ)だけの洗濯が増えていると聞きます。
石鹸屋は首をひねっていました。
そもそも、それ自体の洗浄力よりも 石鹸などの界面活性剤と配合して、
助剤としての効果を期待するものだと思っていましたから。
そこでソーダの中で一番PHの強い炭酸ソーダで実験洗濯をしてみました。
水を40L使うためソーダを40g入れての洗濯です。
いつも3kgの粉石けんで洗っているため、それと比較しての感想です。
毎日下着などは洗っており、そんなに汚れているとは思えませんが、
粉石けんを使った洗濯とあまり変わりませんでした。
そこで汚れのひどい軍手などを洗ってみたところ、
汚れの残りがあり、落ちているとは、言えません。
重曹(重炭酸ソーダ・粉石けんの助剤としてPHが弱い)と
炭酸ソーダを配合してセスキ炭酸ソーダを作ってみました。
昔からセスキ炭酸は高価で洗濯用にはもったいない物でした。
実際 問屋さんに問い合わせをしても製品がなく、作られていませんでした。
それで思いついたのが炭酸ソーダと重曹を一対一で混ぜ合わせ、
PHを調合してセスキ炭酸ソーダにすることです。
炭酸ソーダのPHは11、セスキは10、重曹は8 位のアルカリです。
石鹸屋は、セスキ炭酸ソーダーが衣類の洗濯助剤としてベストだと思っています。
ただ価格が高く、使用はされていません。
実験の結果、軽い汚れならば、セスキや炭酸でも使えると思います。
ただ化学物質なので使いすぎると繊維を傷める恐れがありまので要注意です。
八坂石鹸でもPHの強い炭酸ソーダは20%までと決めています。
そんな実験結果で、石鹸屋としては驚きでしたが、
泥んこ汚れには3kgの粉石けん、
普通の汚れには、アルカリ剤粉石けんやその他の石鹸類を使うことがベストだと思っています。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2018年12月号より転載しました。