梼原町 谷川農園の谷川徹です。
「春」
春が来た。
そんなことはわざわざ言わなくともたいていの人は知っている。
桜が咲いたとか異動があったとか、あるいは入学したとか
まあそんな話題の一つや二つは耳に入っているはずである。
今では春以外に異動も入学もあるだろうが、
まあそこは年中行事としてやはり春の風物である。
さて、百姓の春は今年1年の仕事始めみたいなものだから忙しい。
年中忙しいとぼやいていたりもするが、ことさら春は忙しい。
特に夏野菜や米を栽培する農家は、今時期は繁忙期の入口。
できることなら田畑にいたい。
ではわが農園の春の風物は何かと聞かれたら、それは「春の畑焼き」である。
どこかの山焼きのような壮大なものではなく、
焼くというよりは焦がすくらいではあるが、
それでも草を焼いていることには違いはない。
とはいえ、広大な野原を焼くのではなく集めた草、
それも厄介な草を集めて焼くのだから、そんなものは全然違うのではないか?
という批判も聞こえてきそうであるが、焼くことには違いはない。
しかも肥料作成の意図もあるのであるから、決して馬鹿にできるものではない。
K極N彦 風味にて
「春」
春が来た。
そんなことはわざわざ言わなくともたいていの人は知っている。
桜が咲いたとか異動があったとか、あるいは入学したとか
まあそんな話題の一つや二つは耳に入っているはずである。
今では春以外に異動も入学もあるだろうが、
まあそこは年中行事としてやはり春の風物である。
さて、百姓の春は今年1年の仕事始めみたいなものだから忙しい。
年中忙しいとぼやいていたりもするが、ことさら春は忙しい。
特に夏野菜や米を栽培する農家は、今時期は繁忙期の入口。
できることなら田畑にいたい。
ではわが農園の春の風物は何かと聞かれたら、それは「春の畑焼き」である。
どこかの山焼きのような壮大なものではなく、
焼くというよりは焦がすくらいではあるが、
それでも草を焼いていることには違いはない。
とはいえ、広大な野原を焼くのではなく集めた草、
それも厄介な草を集めて焼くのだから、そんなものは全然違うのではないか?
という批判も聞こえてきそうであるが、焼くことには違いはない。
しかも肥料作成の意図もあるのであるから、決して馬鹿にできるものではない。
K極N彦 風味にて
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2019年5月号より転載しました。