高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

つきみ通信+ 第7回:トマト梅肉ソース& 鱧(はも)団子

2019-06-11 09:00:00 | 連載
香南市香我美町の月見山のふもとにある旬彩料理「つきみ」です。
皆さまのお役に立ちそうなことを紹介していきます。

蒸し暑くなる季節に元気をくれる食材=鱧(はも)は、梅肉との相性が良い食材です。
鱧は、今回ご紹介するトマト梅肉ソースとの相性も抜群です。

【トマト梅肉ソース】
トマトをざく切りにして、ミキサーにかけます。
これを珈琲を淹れるときのように、
紙の珈琲フィルターをセットしたドリッパーに入れて、
一晩冷蔵庫に入れて濾します。


濾して出てきた液体を煮詰めて好みの濃度まで詰めます。
だいたい半量ぐらいまで煮詰めるとしっかりしたトマトの味が出ます。
・珈琲フィルターの上に残ったものもおいしいです。
・玉子焼きや味噌汁などに入れるとおいしいです。

梅干しの実をほぐし、庖丁でしっかり叩いて滑らかな梅肉をつくります。
で煮詰めた液体と同量程度の梅肉をつくります。

をあわせます。

【鱧団子】
鱧団子は「土といのち」で購入できる「岡岩商店」の「鱧すり身」で簡単にできます。

解凍した鱧すり身をすり鉢に入れて粘りが出るまでよくすります。
すりおろし生姜と白味噌少々を均一になるように混ぜて、もういちどよくすります。

昆布だしを沸かします。薄口醤油と味醂を少々足して下味をつけます。

を小さな丸にとり、昆布だしに入れて弱火で浮いてくるまで茹でます。

ザルにあげ、水気を切り、鱧団子を器に盛ります。

トマト梅肉ソースを鱧団子の上にちょんちょんと載せます。


白い小さな鱧団子の上の赤いソースは、見た目の可愛らしさも◎です。

トマト梅肉ソースは、さっぱりすっきりして、蒸し暑い日も爽やかにしてくれます。
冷奴、そうめん、きゅうり薄切り、焼き魚などに載せても美味です。
鱧がないときも是非つくってみてください。
            
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2019年6月号より転載しました。

管理人記
これが岡岩商店の「鱧すり身」です。
冷凍でお届けしてます。
コメント
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