高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

心にとどめておきたい「養生訓」の言葉 その3

2020-10-09 09:00:00 | 連載
高知市朝倉 よもぎ鍼灸院の辻恵子です。

心にとどめておきたい「養生訓」の言葉
              その3

食欲の秋。
「養生訓」には、食べすぎに注意!
の記述が、何度もでてきます。

「おなががすいてから食べること」の章では、
消化していないうちにまた食べれば、
体によいものも毒となると述べています。

時計にあわせて暮らす現代では、
難しいことですが、
時には自分のおなかに訊いてみることはできそうです。

また、食べる量としては、
「腹八分目」をすすめています。
十分に飽食すると、あとで災いとなると。

そして、これは他の物事にも通じていて、
およそ物事は、十分してしまうと
必ず災いとなると続きます。
なにごとも、ほどほどに…。

*「養生訓」は江戸時代に貝原益軒によって書かれた“生活指南書”です。



※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2020年10月号より転載しました。
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