高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

40年前、なにを思い、なにをしていましたか その1

2017-01-25 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
今年は、土といのちの前身「高知土と生命を守る会」発足から40年。
現在、40周年の記念本を作成中です。
“土”と“いのち”を大切にする生産者たちの思いを伝え、
若い人たちの未来につながるような本にしたいと思ってます。
記念誌にはいろんな人が登場します。
乞うご期待!!   (管理人)

南国市 井上農園の井上正雄です。

有吉佐和子さんが「複合汚染」という食品公害についての記事を朝日新聞にのせていて、
農薬・化学肥料・除草を使わない農業をしている事が強く心に残った。
奈良県のお医者様でその事を全国に広げた梁瀬義亮(やなせぎりょう)先生や、
山形県で地区をあげて有機農業をしている星寛治(ほしかんじ)等の事も強く心に残った。

愛媛県伊予市で米・麦の不耕起栽培をしている福岡正信氏の新聞記事を読んで、
私もやってみたくなり、さっそくおとずれて教えを請いながら3年間通いながら実行してみた。

「土と生命を守る」集まりがある事も高知新聞で知った。
安全な農産物を作って、それを食べる会を作ろうという事になり、
「高知土と生命を守る会」を発足さして、少しずつ今の会の様な状態になってきた。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年2月号より再編集して転載しました。

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