ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

与論島までの中継技術

2019年08月05日 19時16分09秒 | テレビ・ラジオ受信関係
今回の「沖縄で日テレの番組一部の区域外再放送」の話題の中で、
さらに興味を引いたのが、鹿児島の島しょ部への中継。

私が所持している赤本2004年版で
アナログテレビの中継の親局を調べてみると次のようになった。


さらに、ツイッター情報で現在の地デジの中継に関しても
ネット上に資料があるということで調べてみた。


鹿児島の民放局では奄美への中継回線のほか、
公衆網によるバックアップのIP回線を採用。
一番のネックが中之島~名瀬(奄美大島)間で
距離は170kmある。
この中継がうまくいかないと、奄美大島以南~与論まで
放送が途切れることになる。

こちらが鹿児島読売テレビの資料


奄美大島以南、徳之島・知名(沖永良部島)・与論は長くても
60km程度の伝送距離となる。

NHKでは奄美大島の名瀬局までは光回線。
その先はUHF-TTLという手法を使っている。
資料はこちら。


放送波とは別にUHFにもう1波使っている。
SHF帯のTTLだと、雨粒による減衰があります。(この地区だと台風があります)
ただ、フェージングの影響は避けられないため、
受信局側でSD(スペースダイバーシティ)受信しているようです。


※SD受信・・・受信地に受信アンテナを複数立てて、
       良好に受信できた信号を選んで中継する方式


ちなみに、鹿児島~与論は約600kmだそうです。
鹿児島~大阪間とほぼ同じらしい。


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少し誤解していました

2019年08月05日 10時55分57秒 | 時事
ツイッター情報や公式サイトで情報を得ると
沖縄での日テレの再放送について
誤解していた部分がありました。

沖縄ケーブルネットワーク公式
https://www.nirai.ne.jp/

これをよく読むと
自分の局のコミュニティチャンネルにおいて、
日テレの生情報番組(ZIP・スッキリ 他)を
数番組放送しますってことなんだね。

完全な区域外再放送ではないようです。
こういった形式は珍しいですよね。

山梨のNNSもコミュニティーチャンネルがあるのだから
YBSのテレビ朝日ネット受けの時間帯をこういった方式で日テレの情報番組を
補完するということもやろうと思えばできるか?


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