今回の「沖縄で日テレの番組一部の区域外再放送」の話題の中で、
さらに興味を引いたのが、鹿児島の島しょ部への中継。
私が所持している赤本2004年版で
アナログテレビの中継の親局を調べてみると次のようになった。
さらに、ツイッター情報で現在の地デジの中継に関しても
ネット上に資料があるということで調べてみた。
鹿児島の民放局では奄美への中継回線のほか、
公衆網によるバックアップのIP回線を採用。
一番のネックが中之島~名瀬(奄美大島)間で
距離は170kmある。
この中継がうまくいかないと、奄美大島以南~与論まで
放送が途切れることになる。
こちらが鹿児島読売テレビの資料
奄美大島以南、徳之島・知名(沖永良部島)・与論は長くても
60km程度の伝送距離となる。
NHKでは奄美大島の名瀬局までは光回線。
その先はUHF-TTLという手法を使っている。
資料はこちら。
放送波とは別にUHFにもう1波使っている。
SHF帯のTTLだと、雨粒による減衰があります。(この地区だと台風があります)
ただ、フェージングの影響は避けられないため、
受信局側でSD(スペースダイバーシティ)受信しているようです。
※SD受信・・・受信地に受信アンテナを複数立てて、
良好に受信できた信号を選んで中継する方式
ちなみに、鹿児島~与論は約600kmだそうです。
鹿児島~大阪間とほぼ同じらしい。
さらに興味を引いたのが、鹿児島の島しょ部への中継。
私が所持している赤本2004年版で
アナログテレビの中継の親局を調べてみると次のようになった。
さらに、ツイッター情報で現在の地デジの中継に関しても
ネット上に資料があるということで調べてみた。
鹿児島の民放局では奄美への中継回線のほか、
公衆網によるバックアップのIP回線を採用。
一番のネックが中之島~名瀬(奄美大島)間で
距離は170kmある。
この中継がうまくいかないと、奄美大島以南~与論まで
放送が途切れることになる。
こちらが鹿児島読売テレビの資料
奄美大島以南、徳之島・知名(沖永良部島)・与論は長くても
60km程度の伝送距離となる。
NHKでは奄美大島の名瀬局までは光回線。
その先はUHF-TTLという手法を使っている。
資料はこちら。
放送波とは別にUHFにもう1波使っている。
SHF帯のTTLだと、雨粒による減衰があります。(この地区だと台風があります)
ただ、フェージングの影響は避けられないため、
受信局側でSD(スペースダイバーシティ)受信しているようです。
※SD受信・・・受信地に受信アンテナを複数立てて、
良好に受信できた信号を選んで中継する方式
ちなみに、鹿児島~与論は約600kmだそうです。
鹿児島~大阪間とほぼ同じらしい。