今日はひな祭りですね。
ひな祭りの料理の定番と言えば、
ちらし寿司、ハマグリのお吸い物、ひし餅、ひなあられ。
それぞれ料理に使われる食材には
大切な意味が込められています。
ちらし寿司の食材で目立つのは海老。
この鮮やかな赤は「命」を表わし、
子供の健やかな成長を祈る気持ちが込められています。
2枚で1対になるハマグリは、「貞操・美徳」の象徴。
そのような女性に育ってほしいという
願いが込められています。
ひし餅は、その色に意味があります。
緑が健康、白が純潔、ピンクは魔よけという説と
緑が芽吹く大地、白が残雪、ピンクが桃の花・・・
つまり、季節を表わしているという説があります。
【写真は、食推協のリーダー研修で作ったひな祭り料理】
さて、ひなあられですが、昔、遠州地方では、
ひし餅を作った時の残りのお餅をさいの目に切り、
油で揚げて砂糖と塩をまぶす家が多かったそうです。
うるち米のくず米を使って作る「おはたき餅」といい、
遠州地方には、「もったいない精神」、「始末の心」が
ずっと流れていたんですね。
楽しいひな祭りをお過ごしください。 (*^_^*)