”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

ひな祭りの食材には意味がある

2014-03-03 10:24:35 | 食育

今日はひな祭りですね。

 

ひな祭りの料理の定番と言えば、

ちらし寿司、ハマグリのお吸い物、ひし餅、ひなあられ。

それぞれ料理に使われる食材には

大切な意味が込められています。

 

ちらし寿司の食材で目立つのは海老。

この鮮やかな赤は「命」を表わし、

子供の健やかな成長を祈る気持ちが込められています。

 

2枚で1対になるハマグリは、「貞操・美徳」の象徴。

そのような女性に育ってほしいという

願いが込められています。

 

ひし餅は、その色に意味があります。

緑が健康、白が純潔、ピンクは魔よけという説と

緑が芽吹く大地、白が残雪、ピンクが桃の花・・・

つまり、季節を表わしているという説があります。

 

Dsc_0521

【写真は、食推協のリーダー研修で作ったひな祭り料理】

 

さて、ひなあられですが、昔、遠州地方では、

ひし餅を作った時の残りのお餅をさいの目に切り、

油で揚げて砂糖と塩をまぶす家が多かったそうです。

 

うるち米のくず米を使って作る「おはたき餅」といい、

遠州地方には、「もったいない精神」、「始末の心」が

ずっと流れていたんですね。

 

楽しいひな祭りをお過ごしください。 (*^_^*)

 

コメント (2)
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