”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

厚削りのだしのとり方は?

2015-05-13 17:35:32 | だし

NHK文化センター 浜松教室で

「だし入門 基本の『キ』」講座をやらせていただております。

 

 

本日のテーマはかつお節。

 

   

 

枯れ節の厚削り、薄削り、荒節の厚削り、薄削りを

飲み比べていただきました。

だしをとる前の素材も、食べ比べてみました。

ポリッと良い音が、教室に響きます。(*^_^*)

 

 

 

   

   

かつお節の製造工程の説明では、

本日 初出勤の「解体君」が大活躍してくれました。

 

 

 

  

   

今回は、私自身も確かめたかった

かつおの厚削りのだしのとり方を実験してもらいました。

厚削りは、水から煮出す方法と

お湯から煮出す方法があります。

  

そこでAグループは、お湯から。

 

   

  

Bグループは、水からとってもらいました。

  

   

  

そして、全員で飲み比べた結果は・・・。

●どちらもおいしい。

●味に大きな差はない。

●水から煮出しても、魚臭くはない。

 

でも、「あえて選ぶとしたら?」の質問に対しては

「お湯から煮出した方が、すっきりしている。」

という回答が多かったです。

  

浜松の方は、すっきりした枯れ節の味を好まれます。

他の地域では、どうなんでしょうね。(^O^)

 

  

 

試食では、かつおだしを使ったお料理だけでなく、

だしをとった後のかつお節の使い方も紹介しました。

 

・かつおだしのビシソワーズ

・だしをとった薄削りと昆布で作ったふりかけ(おにぎりで)

・だしをとった厚削りで、にんじんシリシリー風

 

 

 

今回の講座は、豊橋の老舗かつお節店 丸文岩瀬商店さまと

岩瀬智未先生のアドバイスのおかげで

無事進行することができました。

心よりお礼申し上げます。

 

コメント
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