NHK文化センター 浜松教室で
「だし入門 基本の『キ』」講座をやらせていただております。
本日のテーマはかつお節。
枯れ節の厚削り、薄削り、荒節の厚削り、薄削りを
飲み比べていただきました。
だしをとる前の素材も、食べ比べてみました。
ポリッと良い音が、教室に響きます。(*^_^*)
かつお節の製造工程の説明では、
本日 初出勤の「解体君」が大活躍してくれました。
今回は、私自身も確かめたかった
かつおの厚削りのだしのとり方を実験してもらいました。
厚削りは、水から煮出す方法と
お湯から煮出す方法があります。
そこでAグループは、お湯から。
Bグループは、水からとってもらいました。
そして、全員で飲み比べた結果は・・・。
●どちらもおいしい。
●味に大きな差はない。
●水から煮出しても、魚臭くはない。
でも、「あえて選ぶとしたら?」の質問に対しては
「お湯から煮出した方が、すっきりしている。」
という回答が多かったです。
浜松の方は、すっきりした枯れ節の味を好まれます。
他の地域では、どうなんでしょうね。(^O^)
試食では、かつおだしを使ったお料理だけでなく、
だしをとった後のかつお節の使い方も紹介しました。
・かつおだしのビシソワーズ
・だしをとった薄削りと昆布で作ったふりかけ(おにぎりで)
・だしをとった厚削りで、にんじんシリシリー風
今回の講座は、豊橋の老舗かつお節店 丸文岩瀬商店さまと
岩瀬智未先生のアドバイスのおかげで
無事進行することができました。
心よりお礼申し上げます。