ケーキの上に、生のフルーツがどっさりのっているものは
どうも好きになれなくて、
キルフェボンに行っても、食べられるタルトは限られています。(T_T)
昨日は、久々に静岡店に行き、
気になるキーワードたっぷりの
「山北印 三島甘藷とよこすかしろのタルト」を買いました。
いや、買ってもらいました・・・。^_^;
この春限定の、しかも静岡店でしか味わえないタルトで
3月1日から販売されています。
三島甘藷は、三島市佐野地区で栽培されている
糖度が14にもなるというさつまいもです。
品種は、10月~1月頃までが紅あずま、
1月~3月頃までが紅高系。
箱根西麓にあたるこの地域は、
水はけの良い火山灰と保肥力のある赤土が混じり合い、
さつまいもの生産に最適だと言われています。
そして、気になる「山北印」ですが・・・。
これは、三島甘藷のトレードマークと言ったらよいでしょうか?
(三島甘藷.com様のページよりお借りしました。)
「山北」の「山」は、箱根山を示しています。
そして、「北」は昭和初期、三島市佐野が
北上農協の管轄であったことに由来しています。
つまり、「山北印」というのは
「箱根山の北上農協の甘藷」という意味。
昭和初期、さつまいもの一大消費地は、大阪、京都およびその周辺で、
各地で生産されたさつまいもは、
大阪、京都の市場に集められました。
その中で、最高のものが三島甘藷。
当時、日本のさつまいもの相場は、
三島甘藷「山北印」で決まると言われていたそうです。
さて、このタルトの中には、その「山北印」がぎっしり!!(*^_^*)
掛川市の地砂糖「よこすかしろ」でキャラメリゼされています。
しっとり感とホクホク感が同時に味わえる三島甘藷に
さらなるコクが加わります。
たっぷりの生クリームも上品な甘さで
三島甘藷の味が生かされています。
何となく、足が遠のいていたキルフェボンですが、
たまに行くと、色々なことが調べられておもしろいですね。
あっ、遠州地方の特産である「よこすかしろ」については
また、じっくりご紹介させていただきます。(^o^)丿