NHK文化センター主催
「老舗かつぶし屋が伝授する本格だし」講座が
豊橋調理製菓専門学校で開催されました。
私もご縁をいただき、見学に伺いました。
講師は、今年で創業105年を迎える老舗かつお節店
丸文岩瀬商店4代目当主の奥さまである岩瀬智未先生。
岩瀬先生は、結婚前、アレルギー性鼻炎に悩まされ、
長い間、治療を続けていたそうです。
それが、老舗かつお節店に嫁いだのを機に、
天然だしをとるようになりました。
すると、知らぬ間にアレルギー性鼻炎は改善。
もちろん、環境の変化、出産なども影響しているのかもしれませんが、
食生活の改善というのは大きな要因ではないかと
ご自分の体験をお話くださいました。
テーブルには、色々な節類が並びます。
上から、かつおの荒節、
かつおの枯れ節(雄節)、
かつおの枯れ節(雌節)
むろ節、そして一番小さいのがさば節です。
かつおの枯れ節でとっただしと
それを使ったうどんつゆのテイスティングも行われました。
かつおの枯れ節(厚削り)を使っただしのとり方も
教えていただきました。
老舗直伝、しっかり頭に叩き込みましたよ!!
このお鍋と中にセットされたザルは、
だし取り用に開発されたものです。
アク取りの手間も要りません。
お料理の完成です。
・かき揚げうどん
・ズッキーニの香り焼き
・わかめとかちりの酢の物
先生の義理のお母様が酢の物とかき揚げを
ご用意くださったので、
私たちが作ったのは、うどんつゆとズッキーニの香り焼き。(^^)
どれも、だしの香りが豊かで
本当にやさしいお味でした。
久々に楽しい教室に参加させていただきました。
岩瀬智未先生、4代目当主であるご主人の智さま、
丸文岩瀬商店のスタッフの皆さま、
NHK文化センター豊橋教室 田畑さま、
すてきなご縁をいただき、心から感謝申し上げます。