岡山県では、グリンピースのことを「アラスカ」と呼ぶ・・・
そうなったいきさつについては、
こちらで書かせていただきました。
でも、私が知りたいのは、
なぜ「アラスカ」という品種名になったのかということ。
一説には、豆の輸入ルートがアラスカ経由だったことから、
豆類を「アラスカ」と呼んだ・・・とありますが。
でも、それならなぜ、このえんどう豆だけに
「アラスカ」という名前が残っているのか疑問です。
色々と調べていくと、このアラスカという品種は、
1881年、イギリスの栽培家Thomas Laxtonによって開発されたもので、
もとの名前はEarliest of Allだった
という事実にたどり着きました。
それが、1884年、Alaska(アラスカ)という名前に改名。
このアラスカという名前は、
当時、大西洋横断の最速記録を作った
蒸気船アラスカ号にちなんで付けられたようです。
アラスカ号の絵葉書の写真がありましたので、
画像をお借りしました。
というわけで、緑色が美しいアラスカ畑の写真から、
たどり着いたのが、この蒸気船でした。
私も長い旅をした気分です。 ^_^;