お友達が、こんな商品を送ってくれました。
「牡蠣の焼きだし」というだしパックです。
この商品を製造しているのは、なんと鉄工所。
独自の「瞬間高温高圧焼成法」で、
素材の芯まで焼き上げることにより、
うまみを引き出しているとのこと。
とっただしは、こんな感じです。
パッケージを開けた時は、いりこの香りを強く感じましたが、
だしを味わうと、牡蠣のうまみがじんわり伝わってきます。
化学調味料や香料は無添加ですが、
食塩や砂糖は加えられていますので、
正確には「だし+調味料」の商品ですね。
ところで、このだしパックは、
水とだしパックを鍋に入れ、沸騰後煮出すというもの。
しかし、だしパックの中には、
水を沸騰させてから、だしパックを入れるものもあります。
この違いは何のか?
毎回、悩みます。
そして、いまだに明確な基準が見つけられずにいます。
しかし、考えてみれば、
だし原料であるかつお節の厚削りひとつとってみても、
だしのとり方は一通りではありません。
たんぱくなお米と野菜中心の日本の食事をおいしくするために、
地域地域で「伝承」という形で伝えられてきたからこそ、
だしの答えはひとつじゃないんだよね・・・。
明日のだし講座も、頑張らねば・・・。 (*^^)v