”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

だしパックでさえ・・・悩む

2015-05-12 08:46:48 | だし

お友達が、こんな商品を送ってくれました。

 

  

 

「牡蠣の焼きだし」というだしパックです。

この商品を製造しているのは、なんと鉄工所。

独自の「瞬間高温高圧焼成法」で、

素材の芯まで焼き上げることにより、

うまみを引き出しているとのこと。

  

  

とっただしは、こんな感じです。

 

  

パッケージを開けた時は、いりこの香りを強く感じましたが、

だしを味わうと、牡蠣のうまみがじんわり伝わってきます。

  

化学調味料や香料は無添加ですが、

食塩や砂糖は加えられていますので、

正確には「だし+調味料」の商品ですね。


  

   

ところで、このだしパックは、

水とだしパックを鍋に入れ、沸騰後煮出すというもの。

しかし、だしパックの中には、

水を沸騰させてから、だしパックを入れるものもあります。

  

この違いは何のか?

毎回、悩みます。

そして、いまだに明確な基準が見つけられずにいます。


  

 

しかし、考えてみれば、

だし原料であるかつお節の厚削りひとつとってみても、

だしのとり方は一通りではありません。

たんぱくなお米と野菜中心の日本の食事をおいしくするために、

地域地域で「伝承」という形で伝えられてきたからこそ、

だしの答えはひとつじゃないんだよね・・・。


  

明日のだし講座も、頑張らねば・・・。 (*^^)v


コメント
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