磐田市の向笠公民館で
第24回目の野菜ソムリエクラブが開催されました。
今回のテーマは
「ヤマイモ、ヤマノイモ、ヤマトイモ…どれが正しい?」
今の時期に採れるネバトロ系のお芋、
私も野菜ソムリエになる前は、「ヤマ〇〇」と
適当に呼んでいました。^_^;
そこで、まず分類から入りました。
里で採れるのが里芋。
それに対し、山で採れるのがヤマノイモです。
ヤマノイモは、3つに分かれます。
●ヤマイモ
●ジネンジョ
●ダイジョ
この中で、ダイジョというのは、
日本では滅多にお目にかかれない熱帯産のヤムイモで、
太平洋諸島で常食されています。
さらに、ヤマイモは3つに分類されます。
●ナガイモ
●ツクネイモ(関西ではヤマトイモと呼ばれています)
●イチョウイモ(関東ではヤマトイモと呼ばれています)
という具合で、ちょっと複雑・・・。^_^;
では、今日、揃えたヤマノイモたちをご覧ください。
●ナガイモ(袋井産と北海道産)
●イチョウイモ
●ツクネイモ(森町産)、ヤマトイモ(袋井産)
先ほど説明させていただいたように、
この2つは呼び方は違っていますが、同じ品種。
このあたりは、関東と関西の中間地点なので、
呼び方が混ざるのかもしれませんね。
●自然薯(袋井産、静岡産)
●宇宙イモとムカゴ
宇宙イモもムカゴです。(*^_^*)
詳しくは、昨日の記事をご覧ください。
それぞれの特徴、栄養成分、おいしい見分け方も
お話させていただきました。
試食としてお出ししたのは、
・ナガイモとムカゴのグラタン
・イチョウイモと大麦のスープ
「ナガイモは水っぽくて・・・。」
とおっしゃる方にも喜ばれました。
スープは、「やさしいお味」と言っていただき、
かつお節と昆布でしっかりおだしをとった甲斐がありました。
さあ、来月は今年最後の野菜ソムリエクラブ。
早いですね。
気を引き締めて、頑張らねば・・・。(*^^)v