ご近所のお米農家さんから、新米をいただきました。
それも新品種!!
歓喜の風・・・というそうです。
耐倒伏性の「ふくいずみ」と
極早生で多収かつ玄米外観品質が優れる「越南208号(後の「あきさかり」)」を
交配して開発されたものです。
関東より西では冬から春に野菜を生産し、
そこから稲作を行う二毛作が盛んに行われています。
そこで、特に早生品種である「キヌヒカリ」が多く栽培されてきたのですが、
近年の温暖化の影響もあり、品質が低下してきました。
高温に強く、冬春野菜のあとに生産できる早生品種というのが求められ、
この歓喜の風が生まれたというわけです。
炊いてみました。
もちもちというよりは、しっとり。
とてもあっさりした食味なので、
まだ暑さが残るこの時期にはぴったりのお米です。
噛んでいると、口の中に適度な甘みが残る気がします。
キヌヒカリよりも10%多収ということですが、
農家さんにいわく、今年はそれほどの収量が見込めなかったようで、
来年作るかどうか迷っているとのこと。
ひょっとしたら、幻のお米になってしまうかも?
袋井市のお隣の遠州森町なら、
冬レタスとの二毛作に適しているから定着するでしょうか?
「歓喜の風」という言葉が、「Júbilo Iwata」を連想させます。
まずは、地元Júbilo (歓喜)の選手に食べてほしいお米ですね。(^^)v