”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

静岡の在来蕎麦を楽しみました

2018-09-03 01:35:39 | 在来種 伝統野菜

静岡市の在来蕎麦たがたで、

「オクシズの夕べ 第2回 静岡の在来蕎麦を楽しむ会」が開かれました。

県外の在来蕎麦も含め、全部で5種類の在来蕎麦の食べ比べをしました。

   

井川の生産者さんたち

  

   

●清水区湯沢の在来のそば粉でそばがき

粉とお湯が同量

各自で右回りにかき混ぜました。

こんなになめらかで、香り高いそばがきを食べたのは初めてです。

正直、苦手な食べ物だったのですが、大好きになりました。

  

  

●井川の在来蕎麦のそば団子、井川のこんにゃく、井川在来なすの和え物

敷いてある葉っぱは、桑の葉です。

すべておいしい一皿!!

  

ここからは、何もつけずに、または塩だけで蕎麦を食べ比べします。  

●福井県大野の在来蕎麦

繊細な味がしました。

塩をつけると、香りが消えてしまうような気がしました。

  

  

●葵区玉川の蕎麦

実は、これは清水区湯沢の在来蕎麦を玉川で栽培したものです。

香りが強く、その香りが口の中に広がると変化するのがわかります。

  

  

●清水区湯沢 焼畑で栽培した在来蕎麦

これが一番個性が強かったのですが、写真を撮り忘れました。

これだけしか残っていません・・・。

蕎麦そのものの香りも、口中に広がる香りも、

食べたあとの口に残る香りも、変化しながらも力強さは変わりません。

  

  

●対馬の在来蕎麦

チベットから日本に蕎麦が伝わった時、

最初に伝来した土地が九州の対馬だったそうです。

ずっと塩で食べてきたので、だしの味がうれしかったです。

  

 

お蕎麦の食べ比べは初めての体験でしたが、

こんなにも違うものなのですね。

特に焼畑で作られた蕎麦の味は、すごいの一言!!

貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

 

  

 

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