磐田市の向笠交流センターで
第37回目の野菜ソムリエクラブが開催されました。
今回のテーマは、「ブロッコリー、カリフラワー、そしてその仲間たち」。
受講生の方が我が家に巨大なカリフラワーを届けてくれて、
その時に、「カリフラワーって茹でて食べる以外、食べ方がわからない。」
と言われたことがきっかけで、講座のテーマが決まりました。
では、今日のために集めた野菜をご覧ください。
ブロッコリー(磐田産)
●カリフラワー(磐田産)
ブロッコリーが突然変異で白くなったもの。
●ロマネスコ(磐田産)
ずっと、ブロッコリーとカリフラワーが交雑してできたものと言われていましたが、
ブロッコリーよりも以前からあった野菜とも言われています。
来歴がミステリアスです。
●スティックセニョール(磐田産)
ブロッコリーと中国野菜のカイランを掛け合わせたもの。
●アレッタ(周智郡森町産)
ブロッコリーとケールを掛けわせたもの。
葉、茎、蕾、すべて食べられるため、
店頭に並ぶ時の姿が、その時によって変わります。
右は葉と茎の状態、左は葉だけの状態で売られていました。
そこで、アレッタの育ちがわかるように、鉢植えも用意しました。
●オレンジカリフラワー(袋井産)
オレンジ色は、β-カロテンの色です。
加熱すると、オレンジが濃くなります。
●紫カリフラワー(袋井産)
紫色は、アントシアニンの色です。
●カリフローレ(袋井産)
一般的なカリフラワーが花蕾を食べるのに対し、
カリフローレは、花梗(蕾の下の軸)の部分を食べる品種です。
花梗の部分をばらしてスティック状にしたものが
パック詰めで販売されていますが、
写真のような状態で売られていると、
たいていの人は、「育ち過ぎたカリフラワー」と思うようです。(^^;
売り方って大切ですね。
さて、今日の主な目的は、カリフラワーの食べ方です。
そこで、試食は全部で4品ご用意しました。
1 甘酢漬け
茹でたものを甘酢に漬けました。
2 カリフラワーとソーセージのトマト煮
生のままのカリフラワーを鍋に入れて、コトコト煮込みました。
3 カリフラワーのポタージュ
生のままのカリフラワーをスープで煮て、
ミキサーにかけ、牛乳でのばしていきました。
4 ライスサラダ
オレンジカリフラワーと紫カリフラワーを生のまま使用。
コリコリとした食感です。
加熱していないので、紫色もきれいに保てます。
受講生の皆さま、
これでカリフラワーのレパートリーが増えたでしょうか?
「茹でてマヨネーズ」から一歩進んでいただけるとうれしいです。(*^-^*)
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