今日の大阪は久しぶりの雨。
この年末年始は雨不足とも言われていますが、個人的には晴れてて気持ちよかった。
久しぶりの雨はすごく気分を落としてしまう。
しかーし、本日はそんな気分を飛ばしてくれる新盤をご紹介。
イスラエルのピアニスト ヨナタン・アヴィシャイのECM初リーダー作で『Joys And Solitudes』。
Joys And Solitudes | |
Yonathan Avishai Trio | |
Universal Music Vertrieb - A Division of Universal Music GmbH |
1.Mood Indigo
2.Song For Anny
3.Tango
4.Joy
5.Shir Boker
6.Lya
7.When Things Fall Apart
8.Les Pianos De Brazzaville
Yonathan Avishai (p)
Yoni Zelnik (b)
Donald Kontomanou(ds)
ついにアヴィシャイもECMでリーダー作が出せましたね。
アヴィシャイ・コーエン(tp)のサポートでECMから2作出ていた努力が実りましたね。
イスラエルのジャズマンが結構好きで、ヤロン・ヘルマンやシャイ・マエストロ、オメル・クラインと並んで好きなピアニストです。
今回の作品は2015年の『Modern Times』と同じトリオ。
Modern Times | |
Jazz & People | |
Jazz & People |
こちらは記事にアップしていませんが、もちろん持っています。
まあ気心知れた仲なんでしょう。
ヨニ・ゼルニクもイスラエル人でフランス在住のようですし、アヴィシャイも母親はフランス人。
さて本作、いきなりエリントンのカヴァーから始まります。
ECMっぽくないと思いきや、出だしの温度はやや低めでらしいといえばらしい。
ピアノのタッチはマエストロほどではないけど丁寧で優しい。
1曲目以外はアヴィシャイのオリジナルですが、前作はややイスラエルのルーツを追っている印象がありましたが、本作は優雅さがよりあるように思います。
3曲目のタンゴは流麗で低温の情熱。
そういえばマエストロも昨年ECMでリーダーデビューしました。
アヴィシャイ・コーエン(tp)も2年連続でECMでリーダー作を出しています。
まだまだ楽しみなイスラエル・ジャズです。