雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

Moondancer

2020-11-30 | 音楽
昨日に引き続きジャズ。

今年初めて知ったジャズマンの中でもかなりワタシ的にヒット。
ベルギーのギタリスト ジュリアン・タシンのギタートリオで『Moondancer』。

 
  1. Ouverture
  2. Slow Motion
  3. Blackout
  4. Fairy Tale / Lady Blue
  5. La Nonna
  6. Rhodos
  7. Moondancer
  8. The Night Is Young
Julien Tassin (g)
Nic Thys (b)
Dré Pallemaerts (ds)

ベースはニコラ・ティス、ドラムはドレ・パレマートと全員ワタシが初めて聞くメンバーですが、ティスもパレマートも50代なのでおそらくベルギーでは知られたリズムセクションなんじゃないでしょうか。

楽曲的には比較的ギタートリオらしいコンテンポラリーからロックテイストまで幅広く演奏しています。
しかもそれだけ幅広い中でも3人の音がそれぞれ違う楽器で違う音を出しているのに有機的に結びついてる感覚があります。
後ろのベテラン二人の懐の大きさでしょう。
ギターの音は比較的しっかりと奏でてて、でも耳に突くこともなくじわりと耳に残ります。
少し揺らぐ音もあるのですが、小さな音を無理に機材で大きな音にしてる感じではなく元々のテクニックで揺らしています。
このギターの音が実にワタシにフィットしているのです。
ストレートさ、とでも言いましょうか。

なので、フロントのギターが良い、後ろはそれをしっかり受け止め支える。
理想的なギタートリオの作品に仕上がっています。



楽曲も演奏も良し。
となると何気に今年の一枚の上位に来てもおかしくないかな。
レコード店ではあまり見かけなかったけど良いですよ。

聴くべし!

そして明日から師走だ!

ジャズ
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Omega

2020-11-29 | 音楽
圧勝に終わった日本シリーズも終わりました。
我がホークスが優勝したので良かった良かった、なのですが正直物足りない。
巷ではセ・リーグが弱体化したとかDH制がどうとか色々言われていますが、であれば交流戦を減らしたりすることなく、ホーム・アンド・アウェーで年間36試合すればいいのに、って単純に思ったりしました。
セ・リーグの球団がジャイアンツ戦が減って収入が減るから、とか何とか言って減らしてきた交流戦ですがそのジャイアンツが今回のようになってしまうのであれば、セ・リーグ全体として強化に取り組むべきなんじゃないでしょうかね。

さて野球も終わったのでジャズ。
貯めに貯めていた新譜のレビューからテナー奏者イマニュエル・ウィルキンの初リーダー作『Omega』。


 
  1. Warriours
  2. Ferguson - An American Tradition
  3. The Dreamer
  4. Mary Turner - An American Tradition
  5. Grace and Mercy
  6. Part 1. The Key
  7. Part 2. Saudade
  8. Part 3. Eulogy
  9. Part 4. Guarded Heart
  10. Omega
Immanuel Wilkins (as)
Micah Thomas (p)
Daryl Johns (b)
Kweku Sumbry (ds)

ウィルキンスはフィラデルフィア出身でジュリアード音楽院でジャズを学んだ俊英サックスマン。
ジョエル・ロスの『Kingmaker』にも参加したとき初めて知って、ロスの新作『Who Are You?』にも参加しています。

 
 
ロスと同様初リーダー作がBluenoteとは。
凄いですね。
本作プロデューサーがジェイソン・モランというところでも実力と今後の可能性を相当認められているのでしょう。

かなり渋いソウルフルなブロウ。
1曲目からから度肝抜かれます。
楽曲もモランの影響もあってかかなりフリーに近いコンテンポラリーな楽曲も多いです。

2〜4曲目は20世紀の公民権運動から、現在のBlack Lives Matter運動まで米国における人種差別に対するウィルキンスの思いを連ねているそうです。
鬼気迫るブロウはそういった思いが詰まった彼の表現なんでしょう。
6〜9曲目はジュリアード音楽院時代に作った組曲らしいのですが、これまたタフでスリリングな曲に仕上がっています。
メジャーデビューに当たってかなり力を入れ、絞りに絞った楽曲なのでしょう。

今回サポートしたミカ・トーマス、ダリル・ジョンズ、クウェク・サンブリーといったメンバーもNYの頂点に向かって今登っていこうとしている面々。
20代前半で全員今後が期待できます。



ジャズ
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日本シリーズ 第4戦 ホークス4連覇!!!

2020-11-25 | ソフトバンクホークス
やりましたっ!

福岡ソフトバンクホークス 日本一!!!!


昨年に引き続き4勝0敗スイープで優勝。
結果論ですが、実際負ける気配がありませんでした。

今日の試合も初回に和田が連打を許し先制点をジャイアンツに許しましたが、即座に柳田が2ラン。



そして2回には甲斐が2ラン。


和田は2回まで投げて、松本裕に交代。
松本がしっかりと3,4,5回途中まで抑えます。
丸の打席で嘉弥真のワンポイントで反撃を許さない。

6回は高橋礼、7回岩嵜と抑え、8回には魔王モイネロ。
相手1番・2番・3番を三者凡退。
9回抑えの森。
さすがは森先生、三者凡退なんて芸当は見せずに2アウト1,2塁。
一打同点の場面を作って最後の亀井をセカンドフライでゲームセット。

本当は選手も大騒ぎで胴上げしたかったでしょうが、リーグ優勝のときと同じく輪になって万歳三唱。

そして気になる日本シリーズのMVPは栗原でした。



いいですねー。
初戦・2戦と神がかった打撃でした。
個人的には4戦ずっと投手の球を受けてさらに2HRも打った甲斐かな?って思いもありましたが、たしかに栗原が菅野を打ち崩してくれたからこそ。

なお優秀選手賞はムーア、柳田、中村晃。
順当ですね。
敢闘賞はジャイアンツ戸郷でした。
戸郷を第2戦先発で見てみたかった気はします。

しかしこれでV4。
ジャイアンツ黄金のV9以来らしいです。

でもあくまで結果論なのですが、ロッテにペナント負け越したとは言え、2位まで14ゲーム差。
日本シリーズは昨年同様4-0。

これで燃え上がらない11球団の選手及び選手関係者がいないんだったらプロ野球界から辞めちまえ!
もう残り11球団は来年に向けて動き出せ。
今からやらんとホークスに勝って日本一なんて夢のまた夢。

ホークスファンだって
「勝ったーーー」
と喜んでいるけど、本当は手に汗握るやってやり返されての熱い日本シリーズを楽しみたかったんだよ。

ぜひ今一度猛省していただき、しっかりと選手育成・チーム作りに励んでいただきたい。

そしてオレ。
第2戦終わった時点で半分腑抜けてしまったのは反省せよ。
もしかしたら、があったらそういう隙を突かれるんだよ。

それでも嬉しいのは嬉しい。

選手・チーム関係者・NPB関係者・医療従事者、そんな皆さんのおかげで今年も野球を楽しめました。
また来年も楽しめるようよろしくおねがいします。

ジャズ
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日本シリーズ 第3戦 ついに王手!!

2020-11-24 | ソフトバンクホークス
もう皆さんも結果はご存知でしょう。
ホークスの地元福岡のペイペイドームでの日本シリーズ第3戦。

ホークス4-0で勝利!!

圧巻の投手リレーでした。
なんと言っても先発ムーア。
初めての日本シリーズでしたが7回までノーヒットノーラン!



ムーアの登板後のコメント。
「初めての日本シリーズ、楽しむことができました。自分の投球内容より、チームが勝つという事が一番大切なこと。リードしている状況を作れてよかった」

泣かせるコメントじゃないですか。
ホークスの外国人選手は本当に真面目だし、チームプレイに徹しています。
それはキューバ勢にも言えること。
本当に助っ人の名に恥じぬ活躍ぶり。

そして打撃は我らのAKIRA NAKAMURA。
3回に2塁に周東をおいて2ラン。
7回にはとどめのタイムリー。
2安打3打点の大活躍。



あと6回の攻撃2アウト満塁のチャンスで代打の切り札長谷川。
残念ながらGセカンド吉川尚のファインプレーでアウト。
しかし長谷川は猛ダッシュで1塁に向かいヘッドスライディング。
アウトの宣告にグランドを叩いて悔しがりました。



ベテランだけど必死なんですよ。
むしろこれまでの日本シリーズを知っているからこそ必死なのかも知れません。
このベテランの必死な様を見て、7回の2点につながったのかも知れません。

最後は森がヒットを打たれて継投ノーヒットノーランはならず。
この辺は森だから必然だったのかも知れません😂

さぁーこれで日本シリーズ王手。
最後の最後まで絶対に気を緩めてはならない。
一瞬の気の緩みが余計なピンチを生みます。

明日の先発は和田。
最初っから飛ばして中継ぎガンガン使って最後までしっかり抑えましょう。

明日の吉報を待つ!!!!

ジャズ
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Reborn

2020-11-23 | 音楽
日本シリーズ1、2戦の興奮冷めやらず。
スポーツニュースを漁ってニヤニヤしてしまう。
明日が楽しみです。

さて今日はイタリアの重鎮ジャズ・ドラマー アルド・ロマーノの最新作『Reborn』。


 
  1. Annobon
  2. Sud-ouest jump
  3. Petionville
  4. Twenty Small Cigars
  5. Il piacere
  6. Dreams and Waters
  7. Dear Old Stockholm
  8. Positano
  9. Spring Tide
  10. Darn That Dream

Aldo Romano (ds)
Jasper van’t Hof (p:5)
Darryl Hall (b:6-7-8-10)
Enrico Rava (tp:7-8-10)
Baptiste Trotignon (p:6-7-8-10)
Michel Benita (b:2-4)
Glenn Ferris (tb:2-4)
Yoann Loustalot (tp:2-4)
Geraldine Laurent (as:1-3-9)
Mauro Negri (cl:1-3-9)
Henri Texier (b:1-3-9)

複数のセットが組まれていますが、同じくイタリアのベテラン・トランペッター エンリコ・ラヴァやフランスを代表するピアニスト バプティスト・トロティニョン、ベーシスト アンリ・テキシエも名を連ねています。

大きく前半はピアノレスで、後半はピアノが入っています。
ピアノレスの前半はスローでもアップテンポでも管楽器の豊潤な音色が耳に残ります。
スローの時(特に3曲目とか)はベースも効果的に効いてて、自然とカラダが大きく揺らぐ感覚です。
トロンボーン特有の音がさらに追い打ちをかけて心地よくさせます。

ピアノが入った5曲目はピアノの低音ソロから始まり緊張感をもたせます。
やはり雰囲気が変わりますね。
その後の曲はトロティニョンの流麗なピアノが上質なライブバーで聴いているかのような錯覚を感じさせる素敵な時間を味わえます。
スタンダードの7曲目はラヴァの渋い吹き上げもたまらない。

非常に”オトナな”一枚。
秋にピッタリ。



ジャズ
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日本シリーズ 第2戦 13-2大爆勝!!

2020-11-22 | ソフトバンクホークス
ちょっとちょっとちょっと。
今夜の日本シリーズ 第2戦。
もちろん我らがホークスの勝ちを信じてやみませんでしたがココまで圧倒するとは。

13-2。
ホークス打線大爆発。

それは初回から。
川島四球のあとのギータ。
センター丸も驚愕の打球でセンターオーバー2塁打で先制。



今年のギータの打球は本当に変態的に凄い。
その後もグラシアル、デスパイネのタイムリーで初回3点。

2回には甲斐のホームラン。



3回にはグラシアルの2ラン。



もうこの時点で6-0。

先発の石川は初回からしっかりとした投球でした。
さすがは千賀と最多勝を分け合った投手二冠。


5回に中島にフォークのスッポぬけで死球を与えてウィーラーに2ランを浴びました。
まあいわゆる「出会い頭の一発」だったのでそれほど試合にインパクトを与えることはなかったと思います。

7回にはデスパイネがグランドスラム。



日本シリーズ記録タイとなる1試合6打点目。

打ちも打ったり、ジャイアンツのエラーもあったり、15安打13得点。
スバラシイです。

誰をヒーローに選ぶか。
選べない。

ただ栗原は当たってます。
今日は5打数4安打。
2試合トータルで.875。
今のトコロ完全にシリーズオトコですね。

明日1日空いて明後日からは本拠地福岡。
2試合ウマく勝っていますが、油断は絶対禁物。

先発はまだ発表されていませんが和田じゃないでしょうか。
ベテランの妙を見せて欲しいです。

とにもかくにもスカッとした今日の試合でした。

ジャズ
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日本シリーズ 第1戦 ヒーローは栗原だ!!!

2020-11-21 | ソフトバンクホークス
さあ始まりました日本シリーズ。

我らがホークス、勝ちました㊗㊗㊗

なんと言っても栗原です。
CSの2戦でアタリがなかったものの、日本シリーズの第1戦という舞台、相手はセ・リーグのエース菅野相手に3打数3安打4打点の大当たり。
第1打席のホームランは打った瞬間にそれと分かる1打でした。



これで栗原、全国区に名乗りを挙げたんじゃないですか?
素晴らしい。
攻撃面ではあとヒットはなかったものの周東が四球で塁に出るとすかさず2盗。



次の晃のタイムリーでそつなく1得点。
明日はギータも打ちまくってくれることでしょう。

そしてホークスのエース千賀。
立ち上がりむちゃくちゃ気合が入っていましたが、3回辺りからちょっと疲れたのか空回りしていました。
それでも7回を無失点に抑えるのがパ・リーグ投手三冠を勝ち取った選手です。



一方のジャイアンツは菅野が4失点してしまったのが全てですね。
晃やギータをしっかり抑えましたが思わぬ伏兵にやられてしまった感じでしょうか。



最終的にホークス投手陣はG打線を4安打1失点(おなじみ森の独り相撲の失点)でよく抑えました。
モイネロとか安心しないで見るのが難しいくらいナイスピッチングでした。

明日はホークス石川、ジャイアンツ今村。
石川も今日の千賀と最多勝を分け合った投手です。
ズバッと抑えてくれるでしょう。

1試合1試合一つずつ勝利していこう。
そうやってロッテとゲーム差無しから最終的に14ゲーム差つけたじゃないか。

さあいこう!!!


ジャズ
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Artlessly Falling

2020-11-19 | 音楽
急に寒くなったり、今日なんかは夏日だったり、もう少し穏やかに気候変化してくれないものでしょうか。
ほんと今日なんかロンTにGジャンでちょっと暑いかな?って感じでした。

ただ街の木々はすっかり色づき葉も落ち始めています。
こういうのは見ていて気持ちいいものです。

さて今夜は久しぶりにメアリー・ハルヴォーソンのリーダー作です。
新たなグループ「Mary Halvorson’s Code Girl」で『Artlessly Falling』。




  1. The Lemon Trees
  2. Last-Minute Smears
  3. Walls and Roses
  4. Muzzling Unwashed
  5. Bigger Flames
  6. Mexican War Streets (Pittsburgh)
  7. A Nearing
  8. Artlessly Falling
Mary Halvorson’s Code Girl:
Amirtha Kidambi (vo)
Maria Grand (ts)
Adam O’Farrill (tp)
Mary Halvorson (g)
Michael Formanek (b)
Tomas Fujiwara (ds)
Robert Wyatt (vo)

過去盤でいうと本作でも共演しているマイケル・フォーマネク、トマス・フジワラとのトリオ作「Ours」「Thiers」であったり、タミコ・リードのリーダー作『Old New』であったりで馴染みあるハルヴォーソン。
真面目そうな出で立ちからはちょっと想像しづらいフリージャズを展開しています。

本作はボーカル曲も入っています。
というかそれがインパクトなのですが、本作の目玉はロバート・ワイアットの参加でしょうね。
ワイアットはジャズ・ロックを代表するバンド「ソフト・マシーン」のドラマー兼ボーカリストとして活躍。
ファンキーすぎてテキーラとウィスキーを飲み酔ったまま4階の窓から転落して重傷を負い、その後遺症で下半身不随となりドラムは叩けなくなるもののSSWとして復活。
坂本龍一『ビューティ』(1989年)、ビョーク『メダラ』(2004年)などで共演していましたが、2014年引退宣言。

今回はハルヴォーソンの熱意に負けたのでしょうか。
1、3、5曲目に参加していますが、良い声ですねー。
御年75歳。
こんなにかっこよくセクシーな歌声。
全部で8曲あるのですが、上述3曲のハルヴォーソンの音がノッていますね。
3曲目なんかはポストロックでしょう。
ギュインとエレキギターを弾くのがカッコいい。
もうひとりのヴォーカリスト アミールサ・キダンビはコルトレーンやファラオ・サンダースなどのスピリチュアル系にあこがれているそうですが、その雰囲気とハルヴォーソンの音楽性にウマく当て込まれています。
4曲目なんかは特にウマく融合が図れているのではないでしょうか。

ちなみにメンバー的にトランペッターがアダム・オファレル。
彼のリーダー作も聴いていますし、本作でもきれいめの音使いをするところが上手ですね。
リズムセクションは気の知れたフォーマネク、フジワラですからハルヴォーソンも大好きなワイアットに集中できたんじゃないかな。
フロント2管も含めて、ベストは5曲目と思う!!


ちょっと気難し目に感じる方には辛いかも知れませんが、ワタシの個人的見解では比較的広く皆様に聴いていただいて、こういう音楽ありだね♪と思ってもらえると嬉しいです。

ジャズ
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Legal Tender

2020-11-17 | 音楽
久しぶりに最近聴いたアルバムのレビューでも。
レビューしてないのは面白い作品と出会えてないのか?というとそうではなく、ただただ文字起こしに力を入れるのがしんどい、もしくは最近ならばマンガを読んでて書けない、っていうだけでいい作品ガンガン出てますよ。

今日はポルトガルのフリージャズレーベルClean Feadから定例で出ているCortexの『Legal Tender』をご紹介。


  1. Anthem For The Uneasy
  2. Standby
  3. GTM
  4. I-95
  5. 10-4
  6. Blue Gromka
  7. Loose Blues
Thomas Johansson (tp)
Kristoffer Berre Alberts (sax)
Ola Høyer double (b)
Gard Nilssen (ds)

久しぶりのCortex。
ブログを追ってみると前作『Avant-Garde Party Music』3年前ですね。
同じ時期なので、ホークスの話題も同じようにアップしていました😁

パンチのあるフリージャズで、オーネット・コールマンの魂を感じる音楽性について行きたくなるバンドです。
ピアノレスですので、フロントの2管、リズムセクションの2人それぞれの音が「ナマ」で音を感じさせてくれます。
フリージャズ強めの楽曲もありますが、しっかりとしたリズムの上で2管がユニゾン踏んだりするとゾクッとします。
4人が4人共あまり観客におもねるわけでも追従するわけでもなく、でも観客にこの「オト」を届かせたい、という強い気持ちを演奏から感じます。
なので愛想は悪いのかな・・・。
こういう盤は最初より2回目、2回目より3回目、と聴くに連れその細かい味わいポイントが出てくるので、結果意外とよく聴く盤になるのが多いです。



骨太のフリージャズを見つけるのは中々苦労します。
正直セールスはそれほど伸びないので日本のジャズ専門誌も取り扱ってくれない。

でもこの時代、雑誌が紹介しないでいようが、国内の音楽サイトが評価してくれなかろうが自分で探すことができます。
Clean Feed Recordsの作品であれば欧州市場は反応してくれています。

そういう情報を得ながら、良い作品を探すのも楽しいものです。

ちなみに前も言いましたがClean Feedはアルバムアートが素敵。
今回はザリガニ?オマール海老?のような着ぐるみ。
おーこれぞ前衛芸術・・・なのか?
ワタシは初っ端笑っちゃいました。

ジャズ
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久しぶりのUNIQLO +Jを見てみたかった

2020-11-16 | ファッション
土曜日梅田に行っていました。
Yuさんと一緒。
お年頃のYuさんはコスメのお店で色々と物色。

ワタシは色々と話題になっていたUNIQLO +Jを見たいかな。
と思い、大阪の旗艦店に行ってみました。

すると
「本日の入場券はありません」
と立て看板。

ん?
入場券??

ワタシは知らなかったのですが、このコロナ禍と+Jの話題性も相まって入場制限していたんですね。
で、早くから入場券を求めて並んでいたらしいです。

そんなこと露知らず。

ん〜・・・・。
朝から並んでまで買うか、オレ?

・・・・じゃあいいや。

ってことで実物を見ることすらできませんでした。
しかし転売ヤー諸君はごっそり買って、そそくさとヤフオクやメルカリで売っているようです。
中には定価約3万円ほどのセットアップが12万円で売られているケースもあるそうで。

そもそもセットアップとは言えUNIQLOの商品で3万円っていうのが信じられないし、12万なんか出せばトップブランドとは言わないまでもその下クラスなら十分買える金額。
転売ヤーもいよいよ頭おかしくなったんじゃないでしょうか😂

まあ「お祭り」に参加できなかったのは残念?ですけど、そこまで騒ぐほどじゃないと思います。

でも中々アパレル業界も厳しい中で、少しは景気の良い話が聞けたのは良かった。


ジャズ
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