昨日に引き続きジャズ。
今年初めて知ったジャズマンの中でもかなりワタシ的にヒット。
ベルギーのギタリスト ジュリアン・タシンのギタートリオで『Moondancer』。
- Ouverture
- Slow Motion
- Blackout
- Fairy Tale / Lady Blue
- La Nonna
- Rhodos
- Moondancer
- The Night Is Young
Julien Tassin (g)
Nic Thys (b)
Dré Pallemaerts (ds)
Nic Thys (b)
Dré Pallemaerts (ds)
ベースはニコラ・ティス、ドラムはドレ・パレマートと全員ワタシが初めて聞くメンバーですが、ティスもパレマートも50代なのでおそらくベルギーでは知られたリズムセクションなんじゃないでしょうか。
楽曲的には比較的ギタートリオらしいコンテンポラリーからロックテイストまで幅広く演奏しています。
しかもそれだけ幅広い中でも3人の音がそれぞれ違う楽器で違う音を出しているのに有機的に結びついてる感覚があります。
後ろのベテラン二人の懐の大きさでしょう。
ギターの音は比較的しっかりと奏でてて、でも耳に突くこともなくじわりと耳に残ります。
少し揺らぐ音もあるのですが、小さな音を無理に機材で大きな音にしてる感じではなく元々のテクニックで揺らしています。
このギターの音が実にワタシにフィットしているのです。
ストレートさ、とでも言いましょうか。
なので、フロントのギターが良い、後ろはそれをしっかり受け止め支える。
理想的なギタートリオの作品に仕上がっています。
楽曲も演奏も良し。
となると何気に今年の一枚の上位に来てもおかしくないかな。
レコード店ではあまり見かけなかったけど良いですよ。
聴くべし!
そして明日から師走だ!