今日のジャズはオーネット・コールマンの作品の中でも評価の高い『Danceing Your Head』
ダンシング・イン・ユア・ヘッド | |
オーネット・コールマン,バーン・ニックス,ロバート・パーマー,チャーリー・エラービー,モロッコ、ジャジューカ村のミュージシャン達,ルディ・マクダニエル,ロナルド・シャノン・ジャクソン | |
ユニバーサル ミュージック クラシック |
1.Theme From A Symphony (Variation One)
2.Theme From A Symphony (Variation Two)
3.Midnight Sunrise
4.Midnight Sunrise (alt take)
#1,#2
Ornette Coleman (as)
Charles Ellerbee (g)
Bern Nix (g)
Jamaaladeen Tacuma (b)
Ronald Shannon Jackson (ds)
Bob Burford (per)
#3,#4
Ornette Coleman (as)
Robert Palmer (cl)
with Master Musicians Of Jajouka
(ghaita, stringed, Instruments, per)
最近フリージャズを聴いて、その奥深さ・面白みを感じられるようになったのは、やはりフリージャズの始祖オーネットコールマンを聴き始めたおかげだと思います。
最近のフリージャズはコールマンの頃とは結様変わりしていますが、やはりフリージャズの入り口はコールマンだと思います。
コールマンは割と好きにブロウしていますが、リズムセクションを中心にある程度のフォーマットはあります。
だからこそ聴きやすい上に、そのアヴァンギャルドでフリーなセッションを楽しみやすいと思います。
フリージャズは一見乱雑で好き放題に演奏しているかのように思いますが、各人が絶妙なタイミングを測りながら演奏しているところに、フリージャズという名前とは別に意外と共演者との調和を大事にしています。
にも関わらず、不調和や不安定さを感じさせるところが面白い。
昨今Clean Feedなんかを漁っているのも、元を正せばコールマンのおかげ。
普通のジャズに比べて、即興性を大事にしているからこそ。
私のジャズ遍歴もとても気持ちの良いピアノトリオから始まり、コンテンポラリー、ファンクジャズ、ジャズロックなどジャズの中でも色んなジャズを聴くようになりましたが、やはり最後に来ているのはフリージャズです。
本作はギターやクラも入っていて、一風変わった編成ですが、1,2曲目はコールマンのブロウも然ることながらベルン・ニックスのギターが効いていますね。
グルーブ感ではコールマン作品ではピカイチかも。
コールマン作品では、『The Shape Of Jazz To Come』『Change Of The Century』『Ornette !』『At The "Golden Circle" Stockholm』等と同様に好きな作品です。
Ornette Coleman - Dancing In Your Head (live)
↓ ポチっとお願いします
ジャズ、フリージャズ、ウクレレ