多くの人がジーンズを1着は持っているんじゃないでしょうか。
カジュアルファッションにはもってこいのボトムです。
私の場合、トップスやシューズを買うときも、ジーンズを中心に考えて選ぶことも多々あります。
革靴でもワークブーツでもスニーカーでも合わせられる。
人生の中で最も履いたボトムですね。
初めて自分で買ったのは、やはりリーバイスの501でした。
糊がついたままのリッジドデニム。
当時は「ジーンズを育てる」のが流行っていたため、母に勝手に洗われないように注意していたことを覚えています。
多少臭くても洗わないのが大事だと思っていました。
思い出に残っているジーンズで言うと、A.P.Cのブーツカットが大好きでした。
凄く大事に「育てて」いましたが、ある日キャンプに行ったとき、テンションがあがってジーンズを履いたまま川に飛び込んで遊んでしまいました。
川底の砂利でだいぶ擦れてしまいました。
でも、その後乾かしたらヤケに格好良く仕上がったのを見て、「育て方」も色々あるな、と学びました。
今では適度に洗うように心がけています。
今日は私の持っているジーンズをご紹介したいと思います。
1本目はジーンズの王様リーバイス。
でもいわゆる王道の501などのLevis Vintage Clothingではなく、デザイン性を重視したLevis MADE & CRAFTEDです。

少しダメージが入ってます。
ボタンフライ。
6年前に買いました。

バックポケットには黒タブに、リーバイス伝統のアーキュエイトステッチはポケットの中にあって、ポケットの外側にはアタリで浮かんできます。
ジーンズも出入りがあって、今や所有するジーンズで2番目の古参です。
1番の最古参はLee Riders 101-Z。
7年前に購入したものです。

これは一時期結構履き込んだので、アタリも出ていて、ヒゲや縦落ちもしっかり出ています。

もちろんジップフライ。
私のジーンズはだいたい股擦れがひどくなって穴があき、別れが訪れるパターンです。
そのパターンでいくと、まだまだ活躍してくれそうな1本です。
3本目のジーンズは同じく5ポケットのジーンズですが、上記と違い、古着で手に入れたモノです。
ドゥニーム(Denime)のXX。

今年買ったのですが、実は20年以上前のいわゆる「旧ドゥニーム」と言われる代物。
前のオーナーがあまり履いてなかったのか、使用感があまりありません。

少し毛羽立った厚手の生地感がイイです。
ちなみにドゥニームはもともと林芳亨氏が88年に立ち上げたブランドですが、後年経営権をWEGOへ譲渡されました。
これは97年以前のものになり、林氏の時代のものとなります。
というのもバックポケットの中にあるタグを見ると分かります。

「日本製」の下にある「D-HG1118」というのが証拠。
97年以前は製造社名を表示しなくても良かったのです。
「HG」は「兵庫」のことで「1118番」の事業者が製造した、という意味だそうです。
現行ドゥニームはパターンはあまり変わらないそうですが、生地感が異なるようで、マニアの方たちは旧ドゥニームを愛して止まないようです。
ちなみに上述の林氏は現在リゾルト(RESOLUTE)というブランドを2010年に立ち上げています。
今一番履いているジーンズです。
アタリも少ないので、「育てがい」があるというものです。
ジーンズ・マニアの方は何十本もお持ちでしょうが、私が所有している5ポケット・ジーンズは以上3本。
次回は5ポケット以外のデニム・パンツをご紹介したいと思います。
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