ゆっくりとジャズを愉しむ時間がとれている今週。
今夜ご紹介するのはベテランピアニスト ケニー・バロンの新譜で『Concentric Circles』
Concentric Circles | |
Blue Note | |
Blue Note |
1. DPW
2. Concentric Circles
3. Blue Waters
4. A Short Journey
5. Aquele Frevo Axe
6. Von Hangman
7. In The Dark
8. Baile
9. L's Bop
10. I'm Just Sayin'
11. Reflections
Mike Rodriguez (tp, flh)
Dayna Stephens (ts,ss)
Kenny Barron (piano)
Kiyoshi Kitagawa (b)
Johnathan Blake (ds)
11曲中オリジナルは8曲。
ブラジル音楽への愛が詰まっているカエターノ・ヴェローソとセザール・メンデス の共作曲5曲目、ドラマーのレニー・ホワイトの9曲目、そしてモンクのソロの11曲目。
メンバーは珍しく管モノが加わったクインテット。
その管モノは活躍目覚ましいデイナ・ステファンとマンハッタン・ジャズ・クインテットでも活躍中のトランぺッター マイク・ロドリゲス。
今回は名門レーベル Bluenoteからの初リーダー作ということもあってか、いつものトリオではなく攻めた感じです。
さすがはバロンとも言えるどストレート・アヘッドなジャズです。
相当スカッとします。
疾走感あふれるオープナーから様々な色を魅せてくれます。
渋みがあり、芳醇な音色。
レギュラーの北川のベースがいいですね。
Kenny Barron Quintet - Baile
これはオススメ。
いい意味で「チェイサー」として、色んな作品を聴いたあとに一度聴く、っていうことができますね。
貴重な作品。