雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

茄子 アンダルシアの夏

2005-10-25 | そのほか
最近購入したDVDをご紹介します。

茄子 アンダルシアの夏

ジブリ作品です。
故郷アンダルシアで開かれる自転車レースに参加しているペペが主人公(声優は大泉洋)です。このぺぺがレース中に、兄とぺぺの元恋人の結婚式が行われ、さ らにレース中に無線で自分が解雇される話を聞いてしまうなど、なんかのっけからそんなに・・・と思うようなプロローグ。そんな最中にチームのエースはレー スを脱落してしまい、彼自身が勝ちをとりにいくことをオーダーされます。
いろんなものをしょってペペが見せる意地がとても切ない感じでなんかつらくもあるのですが、最後はなんというか、心地よい終わりです。
またレースの迫力、特に最後は力が入りまくりです。描写がとてもいいです。

ジブリの作品では『紅の豚』などと同様に大人向けの映画ですね。
短編で50分ないのも本作品らしさだと思います。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

2005-10-19 | 
ベストセラーになっていて、ご存知の方も多いとは思いますが紹介します。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』です。

本屋でも、ネットでも既に紹介されまくりなので、私がコメントを出す必要性は皆無なのですが、それでも一言言わせて欲しい。

リリー・フランキー・・・・。なんじゃそら?
名前を聞いて昔のムード音楽でも歌っていた人かしら、と思っていたらココリコの番組に出ていた食えない感じの人だと気づく。
この番組あまり好きではないので、ほとんど見たことないですが、彼は最初見たときから気になっていました。
小説家であるが、コラムニストやイラストレーター、構成作家など多彩な側面を持った人だそうです。
いい雰囲気を持っている感じの人ですね。

で前置きが長くなりましたが、きっかけは本屋で「売れている
ゾーン」においてあったこと。何気なく手にとって、彼の本だと知ります。内容は、母を見取った話。なんとなく気になって購入しました。

前半部は彼の幼少時代の話。
文章的に私のつぼに入ってしまう。ポイント、ポイントでよくつぼに入る。
実は出張に向かう新幹線で読んでいたのですが、あまりのおかしさに顔がにやけるだけではなく、噴出すこともしばしばで、周囲に異常なまでに気を使ってしまう。
リリー氏は私と同郷の人でもあり、本の世界が容易に思い浮かぶのもあって、感情移入しやすかったのか??
ともかく、まずしいながらもおかしなストーリーが前半部分。

後半は彼の母親への思いのたけを綴ったまさにこの本の主題となる部分。前半部があったこそなのか、感情移入したままで読み進めていく。そこには親から子へ の、また子から親への愛情が満ち溢れている。結果は分かってはいるんだけど、どうしても後もう少し・・・と思わずにはいられない。
帰りの新幹線では行きと一転して、涙を隠すことに苦労しました。

一読後やはり思うのは自分の親のこと。
私への愛情の見せ方は、リリー氏の母君とは違えどやはり同じく無償・無限の愛情を与えてくれていると思います。
そして自分の子供のこと。
果たして自分は子供に対し、どれだけの思いを与えることができるのだろうか。間違いなく最高の愛情を注いでいるのか??自分なりに一生懸命娘にぶつかっていかなきゃな、と強く思う。

本当に素直に感動した本です。
ネット上では色々穿った見方をする人もいますが、もう少し単純に読んでいい作品だと思います。

自分の親のことを書いただけにリリー氏渾身の一冊だと思いますが、彼のほかの作品や活動にちょっと興味が湧きました。
とりあえずココリコの番組(嫌いだけど)見てみようかな?

幕山公園

2005-10-16 | 遊び
ここのところずーっと週末は雨続きですね(関東地方)。
先週は3連休がずっと雨で、自転車も乗れない、Yuをつれて外で遊ばせられないと言う感じでイライラが募っています。

ところが今日(正確には昨日)は一応曇りの予想だったので、湯河原の幕山公園に行ってみました。幕山にはいつかトレッキングに行こうと思っているのですが、今日はYuもいることなのでピクニックで軽く遊んで帰る予定です。

この公園は梅の時期に人が多いそうです。またロッククライミングの方も結構いました。トレッキングも割と楽なコースのようで、結構人がいました。
公園にはアスレチックや川もあって夏場には子供連れも結構いるんじゃないですかね。
今日もBBQやられているグループが2,3組いました。

天気ですが曇りと聞いて、あまり当てにはしていなかったのですが、これがなんといい天気でした。
いや久々に休日晴天の下で遊ぶことができました。
Yuは川辺で水遊びに夢中。案の定びしょぬれでした。

帰りはカマスとアジの干物を購入して帰りました。
それほど渋滞もなく久しぶりの充実した休日でした。

プール

2005-10-14 | こども
Yuですが、近所のスイミングスクールで乳幼児クラスに行っています。
目的はYuの体力向上+遊びの一環+奥さんのダイエットもかねて。
もうかれこれ7ヶ月くらい行っているでしょうか。
Yuも楽しくやっているようですし、奥さんもほかのママさんらと交流できて楽しくやっています。

先日私が休みの日にちょうどプールの日でしたので、初めて見に行きました。できればビデオ片手に、とも思ったのですがプールに向けてビデオをまわしてるとほかのママさんらから白い目で見られやしないか不安だったので結局ビデオはやめました。

1クラスはおよそ20人強でしょうか。当歳時から3,4歳くらいまでの子が対象のようです。中には父親が来ているケースもあります。私が行った日は祝日だったので、初めて子供とプールに入った父親もいるようです。
今度私も挑戦してみようかな。

奥さんから聞いていましたがYuは本当に楽しそうにプールで遊んでいました。小さいプールだとぎりぎり足がつくのですが、それでも両腕につけて浮き輪の力 を借りて水面に浮かんでいます。そして仰向けになったりうつ伏せ気味になったり、バタ足ができないので立ち泳ぎ気味に足を動かして一生懸命に「泳いで」い ます。
時折上の窓から見ている私にうれしそうに手を振っています。
いやぁ・・・・可愛い。

末はシンクロ日本代表か。
楽しそうな娘を見ながら薄ら笑みを浮かべる祝日のバカ親でした。

マナクーラの月

2005-10-13 | 音楽
今月に入って早2週間経過しようとしていますが、まったく更新していませんでした・・・。
久々に最近のお気に入りのCDでもご紹介いたします。

ジャネット・サイデル 『マナクーラの月』です。

このアルバムはジャズには珍しいウクレレが前面に出ているアルバムです。
だからと言ってハワイハワイしているかと言えばそうでもない。
もろハワイアンなのはタイトル曲でもある『THE MOON OF MANAKOORA』くらいです。
そのほかはウクレレのおかげで多少夏味テイストですが、そんなに際物的なものではなく非常に自然な感じです。
歌声がとても優しく心地よい。
アルバムの雰囲気としてはドライブから自宅でくつろいで聞くようなシチュエーションまで幅広く聞けます。

収録曲のいずれもとても心地よく聞ける曲でとてもいいんですが、仲でもお薦めはなんといっても1曲目『WHEN LIGHTS ARE LOW』。とてもかわいらしい歌声でいきなりまったりモードです。
私はCDショップでこの1曲目始まって30秒で購入を決意しました。

アルバムを聞き終えて、ウクレレって意外と聞き応えある楽器だと感じました。ちょっとやってみたい。
楽器のおかげで真夏の快晴の空の下ハンモックでゆったりしながら聞きたい感じで、この季節にお薦めする?と言うのも無きにしも非ずではありますが、私としては今の季節さらには冬だっていけますよ!

買って損はない1枚です。