少し前、知り合いの子におもちゃを買ってあげようと量販店を見ていたら、ミニカーのコーナーに古い車のモデルが並べられているのを見つけた。そのときは日産ローレルがたくさん置いてあった。しばらくして、同じ売り場を見たら、もうローレルはなくなっていた。何となく気になって別の店(銀座天賞堂)を見たが、ローレルはパトカー仕様しか残っていない。そんなに人気のあるものなのか・・。ないと言われると逆に欲しくなってしまうのが悪い癖で、八重洲にトミカショップがあるのを思い出して、そこで買ってしまった。
これはローレルとしては2代目のモデル(1972-76)である。なぜ気になったかというと、これの2ドアHTが家にあって、免許を取って初めて乗った車だからだ。このセダンはおとなしい感じだけど、2ドアはアメリカ風のかなり派手なスタイルで、いわゆる族方面の人たちが良く乗っていた(だから恥ずかしかった)。だた、印象としては格好は良いが余り走らなかった・・。
しかし、今カタログを見るとすごくかっこいいね。今世界中探したってこういう車は作ってないだろうなあ。セダンはだいぶおとなしい感じだが、こちらも悪くない。本物のアメリカ車と比べると寸詰まりだが、今にして思うと結構上手にデザインしているなあ、と思う。
実物の話は別の機会にするとして、このモデルは大きさの割に実に良くできている。タイヤがちょっとぼてっとしているし、顔も似ていないが、ガラスの成形もきれいだし、細かな色さしも効いている。これが1,300円余りというのだから驚きだ。実物にこんな色のモデルがあったのかどうか、記憶がない(僕が覚えているのはダークグリーンが多かったような気がする。この色は、2つライトのマークⅡを思い出す)。
縮尺は1/64だそうで、少し幅広にして格好を整えているのかと調べたが、25mmと、ほぼ正確なようだ。
このシリーズは知らなかったわけではなくて、ずいぶん前にクラウンとグロリアが出たとき、1台ずつ買っている。コレクターではないので、それきり追加購入はしていないが、この何年かでずいぶん技術が向上したようだ。
クラウンも細かい色さしは入っているが、できばえが全然違う
実は今、別の一台を注文中だ。